« 2020年11月 | トップページ | 2021年1月 »

2020年12月31日 (木)

今年も終わった

Img_0040-3 

い家の裏にあたる山の端に十六夜の月が沈もうとしていた。

立っている木が対象になるので見ていてもわかるくらいの速さで月が沈んでいくのだが、逆の見方をすれば地球の回転がそのはやであることをさしている。

機械のようにガクガクッとした振動もなく静かに動いているさまは脅威に値することなのだが、水が無くなったり健康を害して分かるように普段が当たり前ってことに一つになる。

 

今年も今日でお終いである。

ふるさと風に言うと大みそかにブリを食べると数え年で一つ歳を取ることになるのだが、その伝で行くと数え年八十三歳ということになり父親の歳を十七歳多く生きたことになり、寿命が短いと言われた鉱山の坑内で削岩機を握り発破の粉塵の中で生きた身にとって長生きしたもんだと思っている。

そんななか、なぜこの日が一年の終わりであるかわからないが、自分なりに振り返ってみた場合もう長くはない人生の中であまり良いことのなかった年として記憶されることであろう。

 

昨日株式市場はバブル以来の高値で終わったと言っていた。

実体経済は新型コロナの打撃で失業者が10万人ほどになるほど被害を受けているのに株価だけは上昇するというバカげた反応を示しているのは、政府が日銀に買い支えをしているためだと言い、この現象は20年ほど前のバブル同様いつはじけてもおかしくない状況だと言えよう。

その場しのぎの対策しかできない政府にとって、失われたうん十年を回復しないまま、再び再現しかねないのだが、、、、、、、、

 

| | コメント (0)

2020年12月30日 (水)

上を見上げて

Img_0039-2 

久しぶりにまとまった雨が降り暗い夜明けになった。

朝の七時半ごろまで街灯がついていたので、20年以上前の十二月に行ったフランスの朝を思い出した。

あの時は八時過ぎに通勤の車がライトをつけなければならないほど暗かった。

庭の片隅に昨年あたりからようやく咲き出したツバキの花がまだ散る時期でもないのに落とされ、恨めしそうに上に残っている花を見上げていた。

午後になって今度は強い風が吹き残っていた花をおおきく揺さぶっていた。

 

コロナ感染者も一段と勢いを増し、東京では予想通り1,000人の一歩手前にまで迫っている、

東京都知事は若者を対象に外出を我慢してというが、今年の流行語大賞に”三密”が選ばれたことに気をよくしてか、次から次へと標語を並べ立てるだけに終始している感じがして都民の心には免疫のようなバリアーが出来てしまったようだ。

そして、ゴートゥトラベル中止などの話し合いでは知事会の意見がまとまらなかったそうだが、それまでテレビによく出ていた神奈川県知事は見かけなくなってしまった。

関東圏一圓でくくられることを警戒したようだが、神奈川県の発生患者も多いのを蓋しようとしたととられても仕様がない。

そして、県知事会の議長も徳島県議会議員46人と会食したことを悪いとは思っていない様子。

結局国民には自粛を求めていながら、「自分たちは別」では何を言っても、、、、、、ね~

| | コメント (0)

2020年12月29日 (火)

千両万両

Img_0022-2

冬になると赤い実をつける木が珍重される。

金がすべての世の中で、音の響きがよい千両と万両は南天とともに正月の華として、家の内外を飾っている。

実が葉の上につけるのを千両と言い、葉の下につけるのを万両という。

このほかに十両 一両なんて名前の実もあるがこちらは値段通り草丈が低くて見栄えがしないようで飾られることはまずない。

今年の年末ジャンボはうまくすると十億円だそうだが、かけ事に縁のない自分はもったいなくて買う気になれないでいる。

 

| | コメント (0)

2020年12月27日 (日)

コロナ慣れ?

Img_0014_20201227211101 

田んぼの脇に咲く蓮華の花。

三月末に咲く全盛期の花ほどの勢いもないのだが、それでも蜜があると見えて律義なミツバチがいくつか訪れている。

先日も書いたが、飼われているミツバチにはいくらかでも栄養分の補給があるのだが、いつまでも頼っているのを”いさぎよし”としないミツバチがここにきているのだろうか。なんて勘ぐってみた。

昼過ぎてからの気温は15度ほど、3時を過ぎれば急に寒さが身に染むほどに下がるので、それまでに仲間のところに戻らないと自分の身が危ういことになる。

 

最近、興味を持ってみているのがコロナ感染者数の一覧表である。

静岡県は出だしが低く抑えられていたが、第二波が始まったころから、クラスターが発生し数を増やしてきた。

最初は、食べ物屋で5~6人程度だったが、病院で何十人単位の大規模な発生が相次ぐようになってから一気に順位を上げて現在のところ二千数百人と県別では十三位をキープしている。

そして、県内を見ると始めのうちは浜松市にリードを許していたが、これはならじと思ったのか病院関係のクラスターで静岡市が一気にトップに立ってしまった。

世はこんな見方を「コロナ慣れ」で不謹慎というが、年寄りにとって、実際はひたひたと掘りを埋められていつ総攻撃が始まるのか固唾をのんでいるのが実情である。

コロナウイルスに限らず、経済においても、弱いものが最初に犠牲になると言われているように最近では毎日4~50人ほどの人が亡くなっているし、行き詰っての自殺者は若い人を中心に激増しているとある。

いずれも新聞に載ることもなくひっそりとその幕を閉じているが、、、、、、

ワクチンは来春になれば、老人や医療関係者などから始まるというが、治療薬ではないのだから決して安心できるものではない。

 

おりから、新型コロナはただの風邪扱いにし、厳格な二種指定感染症から外せという声が保健所から出ていると言われているというニュースを見たが、その真偽のほどは??????・

| | コメント (0)

2020年12月26日 (土)

ああしらぎく~

Img_0008-2_20201226211501 

#庭の千草も虫の音も 絶えて寂しくなりにけ~り

  ああ白菊 ああしらぎくよ~、、、、、

 

気が付いてみればいつの間にか歌の文句の通り草花も霜にやられたようで枯れはててしまっている。

それでも、残った花には日差しを受けて暖かくなっていたようで、越冬を始めたばかりの虫がノロノロと花の上を渡り歩いていた。

山の畑の脇で、ミツバチを飼っている友達が、この時期一番花の数が少ないので毎日餌になる砂糖水を与えているんだけど、人によっては冬眠させるため餌はやらない方がよいという人もいて、、、

みんな経験則でいうものだから、どれを信じてよいものやら、、、と月初めに言っていたが。

 

テレビである芸能人が言っていた。

「闇営業なんかで仕事が出来ない人がまだいるのに、政治家は不祥事が起きると、病気だと言って入院してほとぼりを冷ます間給料は全額保証されるんだから」

ほとぼりを冷まして、次の選挙で当選すると「みそぎは済んだ」と大いばりでのし歩けるんだもの。

全く世の中甘くできている、となめているんだもの。

全国的な選挙をすれば、前首相や陰で糸を引いている某幹事長などはとっくのとんまに落選しているのだが、、、、、、

この国民にしてこの程度の政治家は仕様がないのだろうか。

 

| | コメント (0)

2020年12月24日 (木)

喉を潤す

Img_0018-2_20201224211401 

「久しぶりだから貰ったケーキだけど持ってきたよ」って娘が久しぶりに訪ねてきた。

キリスト教徒でもないし、老人の域にどっぷりと浸かっている身にとってケーキなんて久しぶりに味わう食材である。

直径20センチに満たない小さなケーキだが1/8に割った一つを食べ、お茶でのどを潤して喉の甘さをおさめた。

 

「国民の皆さんにおいては年末年始はどうぞ静かにお過ごしください」とガースーはいった。

我ら上級国民は別にして、と腹の中で思っていたと思うのは僻目か

お隣り韓国では検察の力が強過ぎるとして、法務長官を入れ替え立て返して大統領は弱めるのに努力している。

一方日本では、安倍首相の「桜を見る会」で不実記載をしたことをはじめ入りいろな事案で、政府に都合の悪いことは忖度して不起訴にし裁判にならないようするほど検察の力は弱い。

ロッキード事件で田中角栄元首相を逮捕、起訴したほか、国会議員などに目を光らせたころの検察はもっと厳しかった。

”秋霜烈日”が検察の基本姿勢だったそうだが、温暖化の影響もあってか霜の降りない検察になってしまった。

いつのころから、目に見えない格差が広まったのか。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2020年12月22日 (火)

三文の尊

Img_0051_20201222210801 

南天の実に朝露が付いていた。

ここしばらく雨が降らない日が続いていたので露が付くなんておかしいと思って気が付いたのは、このあたりでも霜が降りるようになったと聞いてからだった。

たぶん朝の寒さで外に出る時間がおそくなったため、霜がついている時間に外に出ることが無かったからであろう。

”早起きは三文の得”というが、最近は早起きすれば電気やストーブの燃料などで三文の損をする時期なので、出来るだけ布団の中にいることにしている。

当然霜は見られないのである。

 

市民の声は市長には届かない。

医療九団体が切実に現状を訴える声も政府には届かない。

旅行大手のJTBのコロナ前の駆け込み旅行の勧誘は拍車をかけていた。

ガースーは原稿を読むだけで目は下を向いたまま、、、、、

この国はどこへ行くのか???

 

太平洋戦争の惨敗みたいな衝撃を受けなければ方向転換はできないのだろうな。

| | コメント (0)

2020年12月21日 (月)

冬至だよ

Img_0009-3_20201221210801 

ビワの花が咲いた。小さな五弁の花びらを持つ花だが蕾を覆って茶色の毛が絡みついていて、それが襤褸のように見える。

なんだかひどくみすぼらしい感じがしてならない。

六月になればこの木の下で好き放題に実を摘んで食べているのに「この悪口はなんだ?」と叱られそう。

 

今日は冬至、一番日暮れが早い日だけあって五時過ぎには日も暮れたので早めに柚子風呂に浸かり当時カボチャを食べた。

子どもに電話したら「それなに?」っていう。

むかしからしていたことで、子供たちも知っていると思ったが意外と古い習慣は薄れていくもののようだ。

テレビは400年ぶりに土星と火星が地球から見大接近していると言っていたので外に出て東の低い空を見たが、星座にはとんと知識のない自分ではどれがどの星か全然区別がつかないので、、、、、

とにかく、今年もあと十日、若いとき年寄りが日がな一日ボウ~と縁側に腰掛けているのを見て一日一日がさぞかし長いことだろうと思っていたが、この歳になると月日の経つのが加速度的に早くなっているような気がする。

今日も日が差して暖かくなってから畑に出て、しばらく雨がない畑に水を撒き、ほうれん草と大根を少し抜いてきただけだったが、、、、、、、

| | コメント (0)

2020年12月20日 (日)

アロエの花

Img_0004-2_20201220210601 

キダチアロエの花がトンガリ帽子のようになって咲きだした。

他所の地方では温室などに入れて管理しないと咲かない花もこちらでは路傍でも盛んに花を咲かせる。

もともとはアフリカが原産地と言われるが、日本に入ってきたときアラビア語で苦いという意味のアロエという名で入ってきたとのこと。

一時は万病に効くと言われあちこちで栽培されたが、ブームも去って大分落ち着きを見せ始めているものの、かなり生命力も強く放っておくとかなり大きな株になって始末に困ることがある。

 

 

 

| | コメント (0)

2020年12月19日 (土)

もやっ~と

Img_0034-2_20201219210201 

二十二年勤めた一部上場企業から静岡の三十人ほどの小さな会社に移ったのは四十二年前のこの月であった。

労働協約や強力な労働組合に守られ家を建てて15年と、はた目からは順風満帆とみられていたようだが海外勤務や労働組合活動の中で会社に対する不満がたまってのと、金属鉱山の不況により希望退職を募ったこともあって唐突に飛び出すことになった。

飛び出してすぐのころ、大企業から出て労働条件の悪さが苦になってすぐに退職し、また転職する話しは前から聞いていたので、ここが辛抱のしどころと我慢した。

いま考えるとかなり浅はかな思案だった、母親と子供二人を連れて、もし失敗したらどうなるか、、、、、が、幸いなことに人に恵まれ、こんにち年金暮らしで生活できている。

そして、山あり谷ありの自分なりに起伏の激しい人生だったのに、いま、そのすべてがもや~っと薄れていく、、、

今日も年賀状の書き足しをしながら、この人とはどうだったのかなどと思い浮かべながら懐かしんでいたが、長い付き合いだったのに思いだすのはごく一部、、、、、

こんな風にどんどん記憶が薄れて、最後は家族さえ忘れていくのだろうか。

ボケが先か 寿命が先か 断捨離はしないつもりだが、、、、

 

| | コメント (2)

2020年12月18日 (金)

ふるさとは80㎝

Img_0033-3_20201218212201 

ふるさとのお寺から正月のお布施の礼状が届いた。

その中にこちらも雪が降り現在80㎝ほど積もっているとあった。

そこで、河川事務所のモニタリングポストの画像をダウンロードしてみると道路は除雪したのか黒いアスファルトの舗装が見えるが、高原川の河川敷と屋根は白くなっていた。

 

今日上越道の渋滞はまだ解消していないとニュースは報じていた。

救出運転手された運転手はインタビューに答えて30時間車にいたと言っていた。

先頭はトレーラーが動けなくなったことにあるらしい。

スタッドレスタイヤやチエンを用意していた後続の運転手の中にはさぞかし腹が立った人もいただろう。

情報もなかなか入らなかったそうで、なにゆえに渋滞したのか、現状どうなっているのか、どのくらいで解決するのか一切わからなかったという。

地震などの災害時にもよく聞かれる話だが、その場にいたら悪い想像ばかりが駆け巡る。

それにしても、一台の車が立ち往生しただけでストップしてしまう道路は何とかして、、、、、、

| | コメント (0)

2020年12月16日 (水)

湯気立ち上る

Img_0049-2

朝日が当たったところから湯気が上がっていた。

ここしばらく雨が降っていないとのことなので、昨夜にでも霜が降りていて、それが朝日で溶けたのかかなとも思ったがよくわからない。

日本海側はかなりの降雪で自動車が立ち往生しているニュースもある中で、ふるさとも免れてはいないはずと思いながら、霜さえ降ったかどうかわからない暖国から思いをはせている。

 

またガースーがやってしまった。

高級ステーキ店で忘年会をやってしまった。

常にバンキシャが周りを張っている中でばれないとでも思ったのだろうか、、、、

そうでないとしたら、セキュリティー感覚の欠如も甚だしいと言わざるを得ない。

国民には「四人以上の会食を控えてください」と言った以上、率先して守るのが、国の長として当然のことなのだが、上級国民はその範疇には縛られないとでも思っているのだろうか。

「たたき上げの代議士だから庶民のことはよく知っている」というイメージの化けの皮がまた剥がれた。

| | コメント (0)

2020年12月15日 (火)

寒さが身に染みて(ガースー)

Img_0024_20201215204401 

本格的な寒さがやってきて各地で雪を降らせているそうだ。

ここ静岡はそれでも最低気温が6,5度だというからかなり暖かい部類のほうに入っている。

先日来から水仙の花も咲きそろっていたが、強い西風を受けていかにも寒そうに見えたのは、自分が寒く感じたためであろう。

朝の九時を過ぎて窓から見える外は太陽がさんさんと光を届けていてくれているような雰囲気だったので、つなぎの作業服に着替えて外に出てみたら布地を通して冷たい風が吹き込んできたので、家に戻りこの冬初めての半ズボン下を引っ張り出して履いてみた。

思えば四十二年前の12月、静岡に来た時「零下だ 零下だ!」と騒いでいた静岡の人間を笑っていたが、6,5度以上はあった午前9時の気温を寒く感じてしまったのは、歳のせいばかりではなさそうだ。

 

昨夜になって政府はかたくなの拒否していたゴゥトーキャンペーンを12月28日から中止すると決定した。

エビデンスがないとかと言っていたが、コロナ感染者の急拡大で医療崩壊渓谷と国民の声を無視できず方針転換をしたものである。

それにしても対策が場当たり的で遅い、たぶんガースーさんが一番したくないことをするからであろう。

就任前はもっと好き放題に権力を振るえると思っていたのだろうが、あっという間にその本性が見透かされて支持率の急落に怯えてしまったのではあるまいか。

こんな切羽詰まった時期に国会が閉会しているのだから、記者会見などで率直に対策や方針を示すなどすればよいのだが辛口の意見を聞きたくなくて避けている。

まわりのお気に入りの人たちからの希望的観測、おべんちゃらや忖度の意見を聞かされて医療現場の実情などの情報が入っていなかったのだけではあるまい。

官房長官時代からそっけない返答しかできない資質にあると思うのだが、、、、

| | コメント (0)

2020年12月13日 (日)

サザンカの花に

Img_0014-2_20201213205401 

垣根のサザンカが咲き出し、朝夕の寒さも本格的になって冬が来たのを実感させてくれた。

赤いサザンカ、むかしならこの花の傍で落ち葉を集めて焚火をしたこともあった。

小さな庭の落ち葉では芋を焼くほどの落ち葉が集まらなかったが、子供たちは残念そうに「どこそこの何とかちゃんは焼き芋を食べたんだって、、」などと言っていたが、落ち葉で焼き芋を作るのは難しかった。

ホイールのないころは、新聞紙を濡らして焼いたものだったが、火が消えてから掘り出してみると黒焦げになった部分と生焼け ほどんど生のところがあって、、、、、

人生同様 頑張っても思い通りにはならない見本のようだった。

 

昨日新聞は久しぶりに重かった。

公務員のボーナスが支給された直近の土曜日で、広告がたくさん入っていたせいである。

そして、今朝の新聞の見出しには「家電製品や自動車が売れている」とあった。

コロナ禍でボーナスが減ったり、会社たたまなくてはいけなくなった民間の会社もある中で、公務員は少しの減額で済んでいるようだ。

所得の格差は、年を追うごとに開き最初の出だしが悪かった人は生涯そこから抜け出すことが難しく、お先真っ暗という閉塞社会が出来てきているんじゃないだろうか。

焼き芋のように生焼けではゴジゴジとして食べられないところがある社会は何とかならないものだろうか。

 

 

それにしても、ボーナスとはなんと懐かしい言葉であることか、昭和のお終いに貰ったきりだから、およそ30年余はボーナスと関係のない生活をしてきたことになる。

 

| | コメント (2)

2020年12月12日 (土)

赤い花

Img_0028-2

ソバの花は白いというのは日本の常識だったが、ヒマラヤの奥地には赤い花のソバがあり、その名を高嶺ルビーというそうだ。

気象条件はたぶん日本より厳しいものと思うが、温かい静岡の地では逆に合わないのではないかと思っている。

この花も先月にも見ていたが、一昨日真富士の里に行った折もほとんど花を終われせていたなかで、かろうじて残していた花を映してきた。

花は赤いが、実のほうは日本古来のソバと同じような形をしており、一粒つまんで潰してみたところ中身は白かった。

と、いうことは食べたことが無いのでどんな味なのか分からないが、同じような味だとすると、収量などで優位性がなければ鑑賞用にしかならないような気がする。

 

今朝テレビで加藤茶夫婦が出演しているのを見た。

かなりの年の差夫婦として話題になったものだが結婚から10年が経過したとのことであった。

その間、かなりのバッシングや、怪我病気の連続で多難な10年だったようだが、、、、、、今が一番平穏な時期だと言っていた。

そして、夕方になってかなりの吐血をして病院に搬送されたというニュースを見た。

番組の中で、前にも大量の吐血があったと言っていたが、その時も生死の境まで行っていたとか、、、、

この収録は大分前にされてもののようだが、顔色は決して良いものではなかっただけに画面を見ていて「どうなのかなあ?」と思っていた。

歳から言えば、自分らより4~5歳若いのだが、売れっ子芸能人の不規則な生活 不養生がたたったものであることに違いない。

昭和の終わりから平成にかけてみんなを喜ばせてきただけに、若い嫁さんと平安な生活を楽しませてあげたいのだが、、、

 

 

 

 

| | コメント (0)

2020年12月10日 (木)

そろそろお終いか

Img_0030-2 

紅葉前線がようやく平地にまで降りてきた。

先日来続く暖かい日和に誘われて、安倍川中流の真富士の里。

葉を落とした楢の林の中、寒さを遮っていたものがなくなり朝夕の冷たさが身に応えたようで、葉を赤く染めたモミジの葉っぱ、、、、

明日からまた冷え込むという予報で、小春日和もそろそろお終いなんだろうな。

 

静岡の徳洲会病院でクラスターが発生したそうで、一応収まったとみられる済生会病院に次いで二番目になった。

どこからこのウイルスが持ち込まれたかわからないが症状の出てない人が発生源だとすると防ぎようのない事故である。

今日各局のワイドショーは専門家会議がゴゥトーキャンペーンを一時停止をいう専門家会議の意見を無視する形で政府が来年6月まで続ける決めていることを問題視していた。

これほどかたくなに経済を進めたい政府には何を言っても無駄なようだ。

専門家会議のメンバーはよほど辛抱強い人たちのようで、自分がそのメンバーの一員なら「じゃ 勝手にすれば、、、」と止めるかもしれないと思った。

しかし、医療崩壊を心配する人たちはさすがに偉い。

どん安易無視されても言い続ける責任を感じているのだろう。

後世、この時の政治家をどう評価するか、今から分かっているような気がするんだけど、、、、、

 

| | コメント (0)

2020年12月 9日 (水)

見上げれば筋雲

Img_0023-2 

静岡も最近新型コロナのクラスターがあちこちで発生しているのだが、市長が公表をためらっているので、どこでその患者が発生しているかわからず、疑心暗鬼の体を成している。

人混み嫌いの自分たちは、ここ1年以上は市の中心部に行っていない。

ただ息抜きに、近隣の市町に出かけているが、近所のご同輩は車も持っていないため病院通いとスーパーに出かけるのみなので息がつまるような感じと怒りっぽくなってしまったという。

そんなか、外の気温が上がってからしばらくぶりに麻機界隈を散歩してみたが普段の運動不足は如実ですぐに疲れてしまった。

道脇のベンチに腰掛けて空を仰ぐと細いすじ雲が北から南に糸を引いている。

期初衛星からの冬の画像では、日本海にすじ雲がかかると寒波が押し寄せると言っていたが、こんな雲は衛星でもとらえられないのでもっと大掛かりな雲の流れなんだろうけれど、地表のひんやりとした空気の中ゆっくりと流れる雲を見ていると、、、、、気が休まるのはなぜか???

| | コメント (0)

2020年12月 8日 (火)

干支の藁細工は中止

Img_0028_20201208211301

いまでは島田市となったが旧金谷町大代で農家の人たちが翌年の干支を藁で作っていたのを思い出し行ってみることにした。

以前ここを訪れたのは四年前の今日で、鶏の大きな藁人形ならぬ藁鶏のつがいにひよ子であった。

大代川添いにどんどん登って行って、この辺だったがなと思うあたりには何にもないのでさらに半道登ると道も狭くなり、やはり行き過ぎたことに気が付く。

引き返して、この辺と思ったところまで来ると「今年はやめました」という小さな看板を目にした。

やはりこれもコロナに負けたか、、、なんて言いながら川根街道との交差点まで来て「ああ そういえばこのあたりに先月農産物を主にしたショッピングセンターが出来たとか言っていたな、、、」とといい、近くなので寄ってみることにした。

場所は、大井川鉄道門出駅の向かいと聞いていたので迷うことなく向かっていったが、”門出”という字を難しくデザイン下地だったので危うく見過ごすことになりそうだった。

場所的には新東名サービスエリアに近い場所だが、大井川鉄道すぐそばの場所とは言いながら、この駅の乗降客は普段わずかな数しかいないはずなんで「どうしてここに????」という感がまぬかれない。

駐車場からして小ぎれい、都会風と言った感じがしていたが、入ってみて農産物の直売店と言った感じが全くしない様子に????という疑問符が感じてしまった。

この先どう言う風に発展させていく構想なのか知らないが、「安くて新鮮なものを   」という感じがあまりしないのはどうなのかなと辛口に見てしまうのは僻目かな。

| | コメント (0)

2020年12月 7日 (月)

猫の集会

Img_0018-2_20201207210501

猫は飼い猫のように限られた場所しかない場合以外では群れを成さないと言われている。

しかし、例外もあるようで猫の集会というものもあって時折一か所に集まっているのが目撃されているが、ここに写っている野良猫、いや捨て猫が集まって会議を開いていた。

会議と言っても、人間のように次から次へと発言する会議ではなく、以心伝心という会議らしくじっと座っているだけの静かな会議である。

かなり離れた場所から様子見していたが、こちらに気が付くと遠くから近寄ってきた猫は「達磨さんが転んだ」式に立ち止まってしまった。

捨て猫は人間不信が強いからであろう。

 

昨日帰還したハヤブサ2は前のハヤブサに比べて何の問題もなく予定通りに進行し、予定通りに返ってきた

その技術力の進歩にはすさまじいものがあるのは素人目でもわかる。

日本も捨てたものじゃないと思う一方、コロナ対策で後手後手に回り何の施策も打ち出せない政府にはごまめながら歯ぎしりの連続である。

その菅政権、新聞によると支持率が急落して50%だというが、自分の目からするとこんな内閣でも50%もあるのかと驚く。

就任早々は親の七光、世襲議員でなくたたき上げの首相だと報道は褒めたが、同じくたたき上げの首相と言われた田中角栄氏に比べればその発信力は天と地ほどの差がある。

最近ではその顔つきから「周りの様子をうかがいながらスキをついて”棚ぼた”で手に入れた首相」の様相を見る思いがする。

自分が提案したと言われるゴゥートーキャンペーンにしがみついて、感染を拡大した首相という汚名をかぶせられるまえに、「一刻も早く」と、予防注射に望みをかけているんだろうな、、、、

 

| | コメント (0)

2020年12月 5日 (土)

群れる

Img_0111-4 

先日行った用宗漁港の岸壁から覗いた水面にたぶんボラの子だと思う小魚が群れていた。

”弱いものほど群れたがる”というがイワシやニシンなど肉食の魚に狙われる小魚は群れていた方がリスクが低いとかで群れを成しているものらしい。

特にボラなどは淡水でも生きていけるようで、河口から20km以上離れている麻機沼のそばまで遡上しているところから用宗漁港にそそぐ河口で群れている稚魚はボラだと想定した。

ボラは各地でいろんな大きさで呼び名を変えているが、関東圏では一番小さいものからオボコ~イナッコ~スバシリ~イナ~ボラ~トドというそうでこの写真くらいなのはオボコなのだろう。

最終的には50センチを超すものも出てきてトドというそうだが、「とどのつまり」という言葉はここからきているとか、、、、しかし、それでも群れていることには変わりないそうだ。

 

自分のような意地っぱりにはわからないが、友達が周りにいないと心配でならないとか、SNSでつながっていないと心配で携帯が手放せない人が増えているそうだ。

何かで集まっても、人の意見を様子見し多いほうに加担する、意見を求められないように目を合わせない。

そんな苦労してまで群れていたい心境は自分にはわからない。

何かまとまりそうになると、一言ネジってみたくなるアマノジャク根性で今まで何度もつまはじきにされたり反感を持たれたことがあるのに、この性質はなかなか治らない。

群れる人もそうなんだろう、、、、でも、分かっちゃいるけど止められない

人間つくづく業が深いものである。

 

| | コメント (0)

2020年12月 4日 (金)

冬イチゴ

Img_0019-2_20201204205201 

赤いルビーのような実が、緑の葉っぱに囲まれてひときわ映えている。

この時期になると、山でのつまみになる果物がなくなるので、こんな実でも子供たちはつまんで食べた。

子どものときはもっと大きな実だと思っていたが、手がちっちゃいためだったからなのかな?

雪をかき分けて探し出したように覚えているが、七十年以上も前の話しになると記憶も定かではなくどこで誰と、、、、みんな消えてしまったが、冷たい指の感覚だけは残っている。

 

月めくりのカレンダーも最後の一枚になり正月支度の一番手として年賀状を買ってきた。

郵便局のお姉ちゃんの愛想のよいこと、50枚の袋入りとおまけにテイッシュー カレンダーと、、、、

以前は200枚近く買ったものだが亡くなったり、高齢を理由に辞退されたりでこの枚数になってしまった。

さて、勝ったばかりの年賀状を見ながら最初の文字をどう書けばよいのかわからなくなってしまった。

例年のように賀正だの謹賀新年などはどうも似つかわしくない。

今年が悪い年だったうえ来年はどうなるのか想像ができないのである。

引きこもり状態でふるさとにも帰っていないうえ、手紙電話などの連絡はほとんどなく、この賀状が久しぶりの便りになるのだが、、、、、、、

”このご時世”ならではのこととなると、、、、、、、迷いは深い。

 

 

| | コメント (0)

2020年12月 3日 (木)

ぞっとしないかな

Img_0016-3 

ヨーロッパの城を見たことがあったが、その壁に鹿のはく製がいくつも飾られていたのを見たとき「あまり自分の趣味ではないなあ~」と感じたことがあった。

そのほか、博物館などで動物のはく製を見たときも毛の艶もなくなった動物に哀れさえ感じ、足早に通り過ぎたものだった。

そして、人間てものはかなり残酷だと思ったのは織田信長が裏切りの相手を許せずに、浅井長政の頭骸骨を盃代わりにして酒を注いで飲ませたという話であった。

日本の文化として死ねば仏という概念から、亡くなった凶悪犯に”さん”付けで呼んでいるなどの例を新聞やドラマで見ることがある。

今日、藁科川上流で見た鹿の角が付いた頭骸骨には驚いた。

最近鹿が増殖して、あちこちで農作物などに被害が出るようになったため駆除され、イノシシなどとともにジビエ肉として売られているのは聞いているが、この角付きの頭骸骨はこの先どうなるのだろうか。

ひょっとして、西洋の城に飾られていた鹿のはく製もこんな風にして作られているのだろうかなんて思ったが、、、、、、

自分の部屋に一皮むくとこんなものがあったとしたら    ぞっとしないかな??・

| | コメント (0)

2020年12月 2日 (水)

3密と三密

Img_0003_20201202211001 

麻機沼の一角、杭の上にたたずむ一羽のアオサギ。

一点を見つめたまま身動き一つしないで立っている姿は何とはなしに悟りきった修行僧を連想させる。

 

今年の流行語大賞は「3密」だそうだ。コロナ感染を防ぐ手立てとして密閉 密集 密接 をしないことを求めている。

3密? よく似た言葉に”三密”というのがあるが、これはれっきとした仏教用語である。

 

我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴

従身口意之所生 一切我今皆懺悔

毎朝日課として仏前で読む懺悔文であるが、毎朝毎朝 一切我今皆懺悔と前日の悪行を帳消しにしたことにしている。

仏教でいう三密とは身蜜 口蜜 意蜜を言うそうで、身蜜は自分さえよければという振る舞い 口蜜は人の悪口や言葉に気を付ける そして意蜜は心の揺れ動くことが無いようありのままの自分を見つめることを言うそうだ。

となると、毎日毎日これらを守りえたことが無い凡夫は仏壇の前で 懺悔 懺悔と言いながら過ごすしかない。

3密と三密、後者の方は二人暮らしの人混み嫌いには無理なく守れそうなので、、、、、、

| | コメント (0)

2020年12月 1日 (火)

神のまにまに

Img_0003-2_20201206164301

 

 

このたびは 幣もとりあえず手向け山

       もみじの錦 神のまにまに 菅家

新聞とテレビに踊らされて遠州一宮 小國神社へ行ってきた。

何年か前ここへ紅葉狩りに行った時は本当に奇麗だった。

今回もそんな期待で出かけてみた。

各地の紅葉は台風の被害ももなく、急に寒くなったことできれいだという報道もあって期待は倍増していたのだが、行ってみてすぐのモミジは葉が枯れたように縮んでいて枝ばかりが目立つような状態になっていたので遅かったのかな?って印象だった。

しかし、杉の巨木が並ぶ参道を過ぎて社前近くの鳥居のそばの小さな木が一本だけが花を添えたような赤さで立っていたのを見たときに菅原道真の歌がふいに浮かんだ。

小國神社の祭神は大国主命であり、大和朝廷に屈服し国譲りをした神と太宰府に流されて怨みを呑んで鬼神となった菅家の取り合わせ。

 

そういえば、小國神社のある森町は、まだコロナウイルスの感染者が出ていないようだが、これは心優しい大国主命御威光なんだろうか。

神前で二礼二拍手 コロナ感染除けの祈願をして帰る。

 

| | コメント (0)

« 2020年11月 | トップページ | 2021年1月 »