上を見上げて
久しぶりにまとまった雨が降り暗い夜明けになった。
朝の七時半ごろまで街灯がついていたので、20年以上前の十二月に行ったフランスの朝を思い出した。
あの時は八時過ぎに通勤の車がライトをつけなければならないほど暗かった。
庭の片隅に昨年あたりからようやく咲き出したツバキの花がまだ散る時期でもないのに落とされ、恨めしそうに上に残っている花を見上げていた。
午後になって今度は強い風が吹き残っていた花をおおきく揺さぶっていた。
コロナ感染者も一段と勢いを増し、東京では予想通り1,000人の一歩手前にまで迫っている、
東京都知事は若者を対象に外出を我慢してというが、今年の流行語大賞に”三密”が選ばれたことに気をよくしてか、次から次へと標語を並べ立てるだけに終始している感じがして都民の心には免疫のようなバリアーが出来てしまったようだ。
そして、ゴートゥトラベル中止などの話し合いでは知事会の意見がまとまらなかったそうだが、それまでテレビによく出ていた神奈川県知事は見かけなくなってしまった。
関東圏一圓でくくられることを警戒したようだが、神奈川県の発生患者も多いのを蓋しようとしたととられても仕様がない。
そして、県知事会の議長も徳島県議会議員46人と会食したことを悪いとは思っていない様子。
結局国民には自粛を求めていながら、「自分たちは別」では何を言っても、、、、、、ね~
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