神のまにまに
このたびは 幣もとりあえず手向け山
もみじの錦 神のまにまに 菅家
新聞とテレビに踊らされて遠州一宮 小國神社へ行ってきた。
何年か前ここへ紅葉狩りに行った時は本当に奇麗だった。
今回もそんな期待で出かけてみた。
各地の紅葉は台風の被害ももなく、急に寒くなったことできれいだという報道もあって期待は倍増していたのだが、行ってみてすぐのモミジは葉が枯れたように縮んでいて枝ばかりが目立つような状態になっていたので遅かったのかな?って印象だった。
しかし、杉の巨木が並ぶ参道を過ぎて社前近くの鳥居のそばの小さな木が一本だけが花を添えたような赤さで立っていたのを見たときに菅原道真の歌がふいに浮かんだ。
小國神社の祭神は大国主命であり、大和朝廷に屈服し国譲りをした神と太宰府に流されて怨みを呑んで鬼神となった菅家の取り合わせ。
そういえば、小國神社のある森町は、まだコロナウイルスの感染者が出ていないようだが、これは心優しい大国主命御威光なんだろうか。
神前で二礼二拍手 コロナ感染除けの祈願をして帰る。
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