群れる
先日行った用宗漁港の岸壁から覗いた水面にたぶんボラの子だと思う小魚が群れていた。
”弱いものほど群れたがる”というがイワシやニシンなど肉食の魚に狙われる小魚は群れていた方がリスクが低いとかで群れを成しているものらしい。
特にボラなどは淡水でも生きていけるようで、河口から20km以上離れている麻機沼のそばまで遡上しているところから用宗漁港にそそぐ河口で群れている稚魚はボラだと想定した。
ボラは各地でいろんな大きさで呼び名を変えているが、関東圏では一番小さいものからオボコ~イナッコ~スバシリ~イナ~ボラ~トドというそうでこの写真くらいなのはオボコなのだろう。
最終的には50センチを超すものも出てきてトドというそうだが、「とどのつまり」という言葉はここからきているとか、、、、しかし、それでも群れていることには変わりないそうだ。
自分のような意地っぱりにはわからないが、友達が周りにいないと心配でならないとか、SNSでつながっていないと心配で携帯が手放せない人が増えているそうだ。
何かで集まっても、人の意見を様子見し多いほうに加担する、意見を求められないように目を合わせない。
そんな苦労してまで群れていたい心境は自分にはわからない。
何かまとまりそうになると、一言ネジってみたくなるアマノジャク根性で今まで何度もつまはじきにされたり反感を持たれたことがあるのに、この性質はなかなか治らない。
群れる人もそうなんだろう、、、、でも、分かっちゃいるけど止められない
人間つくづく業が深いものである。
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