おせち退治
「どんよりとした空、最高温度はかろうじて13度の寒い一日でした」
大雪で難儀している地方の人が聞いたら「何言うとんね!!」って叱られそうな言葉がテレビのアナウンサーが言っていた。
今日は”小寒” 暦の上では寒さも本格的になってきた時期を表している。
畑に置いているバケツには圧5ミリに満たない氷が張っていた。
1月も今日で五日目、いま一生懸命になっているのが”おせち退治”
正月に孫たちが来るのではないかと、例年通りの料理を冷蔵庫一杯に作り置きしていたのだが、この御時勢、誰あれも来なかった。
そのため、毎日毎日せっせと食べに食べている。
昨日までにカニとカズノコ、黒豆を何とか片づけたが、まだ汁粉やナマスをはじめしゃぶしゃぶ用の材料などはほとんど手付かずで残っているそうな。
「こんなことなら、もっと少なめで、、、」って恨み言を言いながら飽きの来た食べ物で三食を過ごしている。
しかし、テレビを見ると雇用を打ち切られ住むところもなくなってしまった人がたくさんいるようだし、コロナで入院し生きるかどうかの瀬戸際で呻吟している人のことを思うと、自分は幸せを通り越して贅沢の極みを尽くしていることになる。
我借所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴
従身口意之所生 一切我今皆懺悔
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