大寒小寒
大寒小寒 山から小僧が降りてきた
岩手の和尚さん寒がりで
すっぽりかぶった白頭巾、、、、、
たしか、三橋美智也の歌だったが、軽快なメロディーで今でも時々この時期になると口ずさんでいる。
写真の山は十一月の浅間山だが、静岡から見る富士山は風で吹き飛んでしまったようで薄化粧がいいとこだし、静岡のシンボル竜爪山は標高1,000mを越しているのに先日降ったかどうかよく見ないと分らないくらいにしか白くならなかった。
なにしろ、こちらではこの山に三回雪が降ると春になると言われるくらいたまにしか降らず、その言い伝えも温暖化のせいかこの頃ではよほどのことでないと白くならない。
今日は大寒一年一番寒い時期という。
今年は、日本海側の平地が大雪に見舞われて、富山市など何十年ぶりとか言われるほどの積雪を記録したそうだが、平地の雪は根性なしで瞬く間に消えていく。
面白かったのは先日飛騨地方のことをテレビで放送していたが、その内容は屋根雪降しのやりかただった。
自分たちは子供のころから二から五メートル以上の雪が降るのが当たり前の暮らしをしているので屋根雪降しをはじめ雪またじは”お茶の子さいさい”で、斜面に立つ校舎の屋根雪は生徒が下すものだと思っていた。
その高さは、十メートルを優に越していたが、誰もそれを危ないなどと思っていなかった。
今年は、その雪で60人を超える死者が出たと聞くと、、、、どうして?とおもってしまう。
飛騨など雪国では屋根雪が滑り落ちないように軒近くに鉄製のアングルやそのむかしは細丸太を屋根に固定して一気に滑り落ちないようにしたものだが、暖冬続きでそんな知恵もなくなってしまったのだろうか。
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