花を添える
気温は20度越えで一気に春めいてきた。
寒桜の小粒な花も気温に応えるかのように花をさらに開かせ、雪で真っ白になった富士に文字通り花をそえている。
これから三寒四温の季節になるのだから、このまま一気に暖かくなるわけではないと思いつつもこのまま長く続くことを祈っている。
ゴートゥ―トラベルを中止し緊急事態宣言を出した効果があってコロナ患者も急速に減ってきた。
全国的に見ても、最高値を出したころに比べると半減しているのだが、それでも急拡大した12月のころの水準である。
しかし、死者は年寄りを中心に毎日かなりの数が亡くなっている。
数字の上では10人とか100人とかひとくくりにされているが、その一人一人に歴史があり、亡くなるまでの苦しみがあったはずである。
その人々に対する政治家の反応のにぶさ、「批判より提言を」というが提言に貸す耳を持たない人に何言っても無駄なような気がする。
蓮舫議員の質問に辟易している首相を見て「可哀そうに」という声があるそうだが、兄頼朝に迫害される義経をかばう「判官びいき」とはちと違うことをわきまえてほしいものである。
こんなこと言っても「判官びいき」ってなに?と言われる人には 分らんだろうけど。
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