雲の通い路
午後散歩に行った先ぼ空で見かけた並行に走る白と青の平行線。
白い雲は上空を飛んだジェット旅客機の飛行機雲であることが分かったが、それと並行に並んでいる青い線は何だろうと考えた。
結論としては、青い線はその前に飛んだ飛行機の飛行機雲が拡散して広がった雲で、そのあと同じルートをたどって飛んだ次の飛行機が切り裂いた部分が青い空間になり、白い直線はその飛行機の飛行機雲ではないかと思うに至った。
もしそうなら、旅客機が飛ぶ高さ一万mほどの上空は意外と風が吹いていないということになる。
その地にいた20分ほどの間に雲は形を崩さずに西の方にゆっくりと動いている。
百人一首のなかに”天つ風 雲の通い路吹きとじよ 乙女の姿 しばしとどめん”というのがあり、意味としては、空吹く風よ、雲の通路を吹き閉ざしてくれ 舞い終わって帰っていく天女たちの姿を もうすこしここに留めておきたいので」といった意味だと聞いた。
まさに、この青い通路は天女たちの帰り道だとしたら、どの辺にいるのだろうか。
年老いた目にはよくわからなかけれど、、、、、。
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