雑草考
「雑草という草はありません」って言ったのは確か昭和天皇だったように覚えている。
「雑草根性」と言ったプロ野球選手もいたが、反骨精神や踏まれてもくじけないという意味を含めてのことと思う。
確か雑草という名の植物はないのだが、一般に雑草という植物に分類されるのは道端に生える草で抜いても刈っても絶えることのない草を総称してつけられているなまえであろう。
その伝から言うと野心のタンポポも雑草の一つであるが、オオバコ同様薬にもなる植物であり古くから身近で見られる春の花でもある。
コロナ禍のなかでよく聞かれてのは「建設的な意見を、、、」というのがあった。
大抵これを言うのは政府関係者や会議の主催者など権力の側に立つ人たちであるが、こういう人たちに限って、相手の言うことを聞き入れて加味することの無い人達である。
受け付けられない以上、その行動を批判するしかないのであるが、これらの意見を素直に受け入れる人もいて、国会などの答弁でやりこめられる様を見ると「可哀そう」と本質を忘れて同情する向きがいる。
今回、ガースーは一都三県知事に先んじて緊急事態宣言解除を二週間先のばしにしたが、これはあくまでも知事会が出した後に促されて出した場合、またしても「後手になった」と言われないためだけに出したとみられてもしようがない発表であった。
その証拠に、この発表には徹底したコロナ対策をする仕掛けがなく、ただ漫然と今の状態を二週間続けるだけのものであり、激減させる工夫は一つもない。
就任時に言われ「親の七光りなどもなくたたたき上げの首相」という雑草論にも似た評価は風前の灯火に見えるのは、、、、、、、、
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