青葉若葉に
昨日一日降った雨は明け方には雲一つない快晴に変わったらしく、新聞が濡れないように雨模様の日はビニール袋に包まれているのだが、それがなかった。
世の中自粛で三密を避けてくださいというのもあるがもともと人込みは嫌いなので静岡藁科川をさかのぼり、藤枝の瀬戸川源流から下るコースを回ってきた。
晴れた青空の下、若葉が生い茂ってそこから漏れる木漏れ日が道路に差し込む、そんな木陰のあちこちにウグイスが潜んでいるようで行く先々で透き通った声が聞かれ気分が高まる。
あらたうと 青葉若葉に ひのひかり ばせう
とはよくうたったもので、柔らかそうな若葉が妙にありがたく感じる季節である。
峠にはその若葉を求めてかカモシカの子供が道路に出てきていたが、自動車を見て慌てて道下に駆け下りて行った。
まだ独立するには小さすぎるようなので、母親がそばにいないかと探してみたが見当たらなかった。
君子 危うきに近寄らず とか、親だけならあんなにすばしっこくないのに、、、、、
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