哀れ
盛りの過ぎた花は哀れである。
昨夜来の雨に打たれてチューリップはあらかた花びらを散らせた中最後に残った一輪は下唇をべローンと出したかのようにして露をとどめていた。
盛りの時は、夜になると花を閉じて眠りにつくのだが、人間同様年寄りはその花閉じる気力もなくなってしまうようだ。
そうすれば、花びらを雨に打たせて散ればよかったのに、それもできなかったのは老醜というべきか、いや、まだこの世になすことがあるという執念か、、、、、、
今日午後になって連れの退院が急に決まった。
このコロナ禍の中で三日に一回の洗濯物の交換さえあまりいい顔をされなくて不便をかこっていた。
パジャマだけでも毎日の交換なので、今回の入院で三枚買い足してのやりくりだったので合計六枚のの大金持ちならぬ大パジャマ持ちになり、「ここ当分、もしかしたら死ぬまで買わなくてもいいよね」って笑っていた。
しばらく前に関係者がコロナに感染したとかで、かなり神経質になっていたことが原因で四月からさらに厳しく対応するという看板をあちこちに見かけた。
幸いにして、静岡済生会や徳洲会病院のようなクラスター騒ぎにはならなかったが、第四派が懸念されている折から仕様がないと言ったらそうなんだけど、、、
病気のほうも完治したわけでもないらしく、リハビリや検査で一日おきの通院になるのでしばらくは主夫業に精出すしかないようだ。
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コメント
岡崎在住さま
男性よ 炊事洗濯厨房に入って万一に備えよ、といったところです。
殿様面をしていると老人ホームへ打っちゃられますよ。
投稿: オラケタル | 2021年4月 7日 (水) 21時47分
あー、ご苦労様なこっちゃねー💦
投稿: 岡崎在住 | 2021年4月 7日 (水) 19時53分