楽しい思い出
姫檜扇(ヒメヒオオギ)の花咲き出した。
六枚の花弁のうち下三枚に赤い腑が入るという咲き方で印象深い。
花の後、細かいが艶々とした赤い丸い実をつけているが、日本の気候に順応したのか繁殖率が凄く高いので抜いても抜いてもといった状態になる。
アヤメの仲間というが、抜いてみると下に球根があり、うかつに抜くと球根が残るので翌年は同じように花を咲かす。
花言葉は楽しい思い出とのこと、、、、自分くらいの年になると人生そのものが楽しい思い出でしかない。
ながらへば またこの頃や偲ばれむ
憂しと見し世ぞ いまは恋しき とね!。
今日はショッピングセンターに行ってきた。
連れの買い物でいったのだが、いつものように帰る時間を決めて別行動である。
しかし、自分にはこれといったものもないのであちこちをぶらついて帰る時間までの暇つぶしであちこち見て歩く。
そんな中で、浴室のモデルルームがあったのでのぞいてみた。
我が家の浴室は、風呂桶が50年余、ガス湯沸かしが30年余とかなり古いものであるが、今のところ何の故障もなく使えている。
ただ、湯沸かし器の寿命は普通で10~15年と言われている中で、ガス会社から何ともないと太鼓判を押されているので、良い買い物をしたと思っているが、通常のガス湯沸かし器の2~3倍の年数だけにいつ故障をしても不思議ない状態であることに間違いない。
そのためもあって眺めていたのだが、店員が寄ってきて「どうですか?」なんて言うものだから、この年になると「買い替えたは、、すぐご臨終じゃもったいないのでね」というと「いくつです?」というので「八十一歳とすこし」っていうと「えっそんなに お若く見えます」とお世辞を言う。
しかし、商売人だけあって「湯舟が50年以上まえだとすると、首まですっぽりの浸かるタイプでしょ 壁はタイルですか? あれいいんですよね」という。
こちとらそんな言葉につい乗せられて、、、、、おっとアブナイ。
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コメント
岡崎在住さま
そうですね、この歌が好きになったのは七十代になってからでしょうか。
すべてが”恩讐のかなた”消え去ったような気がします。
投稿: オラケタル | 2021年4月20日 (火) 21時05分
いやぁ この「藤原清輔朝臣」の和歌は、胸にジーンと来ますな🎵 全くその通りやねぇー🤭 苦労ごとは振り返ってみれば、良い思い出ですな‼️
投稿: 岡崎在住 | 2021年4月19日 (月) 18時56分