なんの音沙汰もない
いずれがアヤメかカキツバタと言われるようになかなか見わけのつかない花であるが、細かく見るとアヤメは花弁の付け根にアヤメの名前の元となった網目のような文様があることと、水気の少ない場所でも花を咲かせることであろう。
この花は、綾目が少ないこともあるが一番の決め手はまったくの乾燥した野っぱらに咲いていたことで決めた。
カキツバタや花しょうぶはある程度人の手が入る場所でしか咲かないが、アヤメに至っては山梨県の櫛形山の山頂近くにアヤメ平というところがあり標高2,000m近くまで登っていくほど環境を選ばない花である。
酒場で働く女性を「夜の蝶」とはよく言ったものだと今ごろになって感心している。
東京都は、コロナ第四波の対策の一つとして夜のネオンや看板の明かりを消すことを要請したところ、若者を中心にがっかりした声が上がっていた。
今まででも、時間短縮要請で店は閉まっていても町は明るく、店に入れない若者たちは路上飲酒などと言ってたむろして酒などを飲んで騒いでいたそうだが、町が暗くては飲めないようだ。
なんだか、田舎町の街路灯に集まってくる蛾のように意味もなくぐるぐると飛び交ってようにみえないだろうか。
日本では今回のコロナ禍で死者が一万人になったそうだ、欧米に比べれば少ない数ではあるが、アジアの中ではかなり多い方であり、ユーチューバ―諸氏が馬鹿にする韓国や中国に比べると格段に多いことになる。
コロナ感染の切り札であるワクチンもいつになったら自分の番が来るのか、希望的観測ばかりが先行して何が何だか分からない状況である。
もちろん82歳の自分のところには何の音さたもない。
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