苦し紛れ
ヒトツバタゴの花が咲いていた。
例年だと四月松に咲く花だと思っていたが、今年はかなり早いようだ。
通称の”なんじゃもんじゃ”という方が通りがよい花だが、そのいわれは、むかし殿様に「この花の名前は?」と聞かれて答えに窮し苦し紛れに答えたというのが由来だと聞いている。
花びらは普通というか普段見られる花の形とは違っていて細い四弁の花弁を密集させて咲いているので、一つ一つに目がいかない。
一昨日、小さなクリニックに努めている娘が久しぶりに来たので「コロナの予防注射はすんだのか?」って聞いたら、「するかどうかのアンケートはずいぶん前に来たけれど、その後音沙汰はない」とのことであった。
娘がしばらく来なかったのは、二週間ほど前に勤め先のクリニックに来た人がコロナに感染した人だとわかったのだが、そのとき患者と接触していたので、母親が入院していても近づけなかったからである。
新聞によると、わずかだが老人にも注射が始まったが量が少なすぎて混乱しているそうだが、医療従事者でもまだわずかしかできていないそうで、老人に対する予防接種は四月十二日から始めたという実績作りではないかという。
コロナの第四波を前にして国民に「自粛要請」を口にするだけで何の手も打てないこの国の政治はどうなっているのだろうか、実績作りで糊塗しようとするせこい考えは見え透いていて我慢がならない。
普段から日本は素晴らしい国とユーチューブ諸氏は褒めちぎって投稿しているが、自国製のワクチンはできない、前から指摘されているPCRの検査もわずかでいざ罹患するとベットが足りない国のどこが凄いのだろうか。
苦し紛れの日本、オリンピックまでには収まりそうもないとみたが、、、、
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