薄紙を剥いで
今夜の月はスーパームーンと言って月が地球にかなり近づいて、特に大きく見える満月だと言い、おまけに月食が重なるとなると二十四年ぶりの現象だそうだ。
午後八時ころから始まるというので空を見上げたが午後からの雲が一面にかかっていて夜空は真っ黒け状態であきらめていた。
しかし、九時ころから雲の切れ間ではなく、”薄紙を剥ぐ”という感じがそのまま当てはまるような感じで月が見え始めた、写真は九時十八分の状態である。
月食は十時にはほぼ完了し、何事もなかったように元の満月に戻ったが、薄紙一枚残したように空はすっきりとせず満月も二年前の赤さはなかった。
そして、十一時月は濃くなった雲の遮られて静かに消え去った。
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