さざ波
ハマナスの花を見かけた。
とげを持つ茎と葉、真っ赤な花はどう見てもバラ科であることを証明しているが、名前は浜に生える茄子”浜茄子”となっている。
どうも名前の由来は秋にできる丸い実からつけられたそうだが、その実だって茄子とは程遠い実である。
そして、森繁久彌の歌で有名になったので、浜茄子といえば知床にしかないと思っていた人もいて誤解だらけの植物である。
オリンピックも間近に迫ってきたが、政府が旗を振っている割合には盛り上がらないどころか、北海道で行われた予行レースには反対のプラカード持った人もかなりいたようだ。
この流れは海外でもあるようで、アメリカの新聞などでもその記事がかなり勢力をあげている。
日本政府はそれにもかかわらず、相も変わらずに強行する構えを崩していないが、予防注射さえままならない状況の中で、さらに変異ウイルスが持ち込まれる可能性やそれに対処する方法さえ決まらずにいる無策ぶりが目に付く。
そんな中、日本の流行は世界に比べれば”さざ波程度”と評した政府関係者がいたが、首相は個人の意見だと問題にもしなかった。
いま日本は”さざ波”程度で医療崩壊が起き、入院治療しなければならない患者が自宅待機し、この第四波では自宅待機死者十八人中十七人になったのが現実である。
日本の医療が世界の先進国と言っていたはずが、さざ波程度の患者で崩壊する危険性があったのは驚きでしかない。
このような危険は国を守るとして作られた自衛隊のほかいくつもあるように見えるのだが、、、、、
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