知らしむべからず
ミツバチも暖かい季節を迎えると、女王バチの産卵も活発になり、急に所帯が大きくなると働きバチの仕事も忙しくなるようで、雨さえ上がればすぐにも幼虫の餌になる密集めに出かけなくてはならない。
花を選んでいる暇はなく、バブル期の会社員のように寝る間を惜しんでせっせせっせと賭けづりまわっている。
「由らしむべし 知らしむべからず」この言葉を初めて聞いたのは中学になってからの事だった。
封建時代江戸幕府の方針だと聞いて、幕府関係者が「庶民が寄り集まればろくなことがない、幕府の方針は黙って聞けばよいので、知らせなくてよい」という風にとっていた。
しかし、のちになってわかったのは論語の一節で「人民をを従わせることはできるが、なぜ従わなければならないかというを分らせるのは難しい」という意味だそうだ。
まるで、コロナ禍の今の情勢をよく表しているのではないだろうか。
「三密はおろか一密でも避けてください」とか、丁寧に説明するとは言いながらどんな方針で対策を進めていくのの説明は一切なく、自分らから見れば対策そのものが一切なく、ただ固まっている(PCR検査のように)か、行き当たりばったりその場しのぎの対策に終始しているに過ぎないようにしか見えない。
「批判ばかりして、、、」とよく言われるが、提言や批判に少しでも耳を傾けてくれれば少しは納得し協力ということも考えないのではないが、ガースーの記者会見のように煮え切らない返答はもういいや!!ってことになってしまう。
| 固定リンク
コメント