どうかそこんところ
山桑の実にカッチンムシが取り付いてしきりに蜜を吸っていた。
カッチンムシの正式な名はコメツキムシというのだが、この名前はこの仲間の総称であり、正確な名前は知らない。
そして、子供のころ憶えたカッチンムシのいわれは、この虫を捕まえて仰向けにすると反り返ったあと、その反動で勢いよくカッチンと小さな音をたてて飛び上がり、ひっくり返しに着地するとこ炉から名づけられたことは明白である。
今の子供がダンゴムシを集めるように、子供の手でも容易に捕まえられ、噛みつくなどの抵抗もなかったことからよい玩具になった虫である。
昨日今日と良い天気が続き我慢できなくなった人々が行楽地に繰り出したようで、高速道路があちこちで渋滞しているとテレビは報じていた。
感染者の増大で緊急事態宣言が出され、各都道府県の知事たちが外出自粛を要請したが、市民はその要請に応じる気配はほとんどなくなったと言って差し支えない状態となってしまったか、、、。
確かに口先だけでPCR検査やワクチンなどの対策や先行きの展望などの付いて何も語ろうとしない政府や知事などの担当者に反発しているのかもしれない。
今日も西村経済担当大臣が、紙幣などについたコロナ菌は長らく消えないので、キャッシュレス決済を呼び掛けていたが、なんだかコロナ禍に便乗したような言葉としか受け取れないでいる。
昔から「笑ってにこにこ現金払い」で過ごしてきた身にとっては、キャッシュレスはスマホを買わないといけないようだし、もしスマホを落としたり盗まれた場合の不安や不便さを考えると、たびたび銀行に行って必要額だけ下ろして、「あとこれだけだから我慢しよう」などと始末する方が、残高を気にしないで引き出すよりよほど気が楽である。
世の中便利だけで物事を進めるのは、環境汚染で地球を汚してしまうのとよく似ていて気が付いてから修正しようとしても、一度身についた行動の修正は難しいものである。
どうかそこんところ4649(よろしく)ね!!!
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