王様の耳
つかの間の朝日が椿の葉っぱに照り返へされてまぶしく光っていた。
この後じきに雲が広がり太陽は雲間に隠れて島しまったのでそれこそ本の一瞬の出来事だった。
これぞまさしく照葉樹!!!
緊急事態宣言が予定の11日を前にして今月いっぱい延長されることになった。
ガースーは記者の質問を受けて、「連休中の人の流れが減少して 感染に効果があった」との見解を示したが、だれもそれを素直に聞く人はいなかったこととおもう。
連休中に各地に出かけた人が一斉に帰途に就いた5日には高速道路が渋滞していたし、これらの人の中にはウイルスをもって地方に散った人々がいたことは、間違いないだろう。
感染者数が少なかったのは、そもそもの検査数が少なかったためであり、今日から先は感染者数が増加すると思っているのは自分だけではないはず。
どうも自信なさそうに記者会見の受け答えをしている姿をテレビで見ていると、側近からの耳当たりの良い言葉だけを頭に入れている人が、当然の質問に答えきれずどぎまぎし驚いているのではないかと思う。
「王様の耳はロバの耳」というイソップ童話や「裸の王様」のように、ここ二代の総理大臣は耳当たりの良い言葉だけしか聞かず、それが世間の常識と思っていることにある。
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