テイカカズラ
定家葛のプロペラのような花が木に覆いかぶさるように咲いていた。
定家とは平安時代末期の歌人で百人一首を編纂した人ということになっているが、後白河院の娘 式子内親王に恋をし、内親王の死後その墓に巻き付いた葛が定家の怨念だと言われたところから名づけられたという話しが残っている。
いま、山の畑に向かう斜面の木に覆いかぶさっている定家葛を見ると、気のほうもかなり迷惑な状態だとわかるが、テイカカズラはそんなことお構いなしにしがみつき、木が倒れると自分の生きる場所もなくなって共倒れになるのは新型コロナをはじめ人体を害するばい菌と同様に見えてしまう。
昨夜は、湿気と気温が高く半そでの下着のまま寝たが、寝苦しくて四時に目が覚めてからの二度寝が出来ず、これから先が思いやられる熱帯夜(?)となった。
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