ソーシャルデイスタンス
我が家の裏の川。普段は深さ3~5センチ程度の深さしかないが、舗装された地面と三面張りの水路では、いったん大雨が降ると急速に水位が上がる。
下流に遊水地ができたおかげもあって、今年はブロック3段程度までしか上がっていないのだが、、、
その川に二組の魔物親子が遭遇した。最初のカモ群は10羽ほどの雛を引き連れてゆっくり上流に向かって歩いており、後発のカモ群は数が少ないせいか歩くスピードが速かった。
しかし、先発のカモの親子に気が付いた後ろのカモの親は立ち止まって、警戒の声を上げて雛を制した。
人間で言えばソーシャルでスタンス。
実際は親同士で衝突すると、買った方が雛を全部吸収してしまうので、それを恐れたのだろうが、何かにつけてコロナウイルスを想像してしまう現在、覚えたての横文字を使ってみたくなる。
アメリカはフロリダのマンション崩壊をテレビで見た。
まるでビル解体業者が火薬を使って崩壊させたかのようなつぶれ方をしていた。
原因はまだわからないそうだが、あんなにきれいにつぶれてしまうと中に住んでいた人たちはたまったもんではないことがわかる。
建築関係には疎い自分だが、建築してから42年くらいで老朽というにはちと早いのではないだろうか。
日本ではこういうマンションを購入するには何千万円科のお金が必要になるし、現金で買ない人は住宅金融公庫などから30年月賦で買うことになるのだが、借金を払い終わったとたん老朽住宅と言われたんじゃ借金のため働いている勘定になる。
鉄筋コンクリートのマンションでなくても、我が家の周りで40年ほどで家を建て替える人がかなりいるが、最近の建物は寿命が短くできているようだ。
昨日のテレビで、旧家を改造して販売しているドイツ人のカールさんが、「日本人はせっかくの宝石のような古民家を捨てて、40年で駄目になる砂利を買っている」と、いっていたが、明治のころ浮世絵をはじめ国宝級のものを外国に売り払ったの同じことをいまだ繰り返しているようだ。
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