« アナログ受難 | トップページ | 無 無 無 »

2021年6月17日 (木)

無理が通れば

Img_3395-2

考えてみたら旧暦ではまだ五月の上旬である。

五月は古来の日本語読みではサツキというが、この花の名はそのまんまサツキである。

そのほかにも五月雨、五月晴れ、五月蠅いなど五月という字がほかの月に比べて多いのは、季節の変わり目として大きいのかもしれない。

ここ何日間か、梅雨前線が関東甲信越にかかっていないのに気象庁は梅雨入り宣言を出したのは、少々焦ってのことかと思っていたら、天の神様その声にこたえなければとでも思ったのか指定された地域でゲリラ的豪雨を降らせ、場所によっては雹まで降らせて見せた。

 

二十日をもって緊急事態宣言は沖縄県を除いて解除し、イベントは一万人まで入場できるようになったそうだ。

ワクチン接種も遅ればせながら年寄りを中心に進み始めたが、今までの株に比べてインド株 南アフリカ株などは強烈なようだし、専門家の中には次の大きな波を心配する声もある。

そんなか、政府は聞く耳を持たないかのようにオリンピックの開催を後戻りできないような形で進めているが、イベント一万人も、無観客の予防線を外すためであると言われている。

まさに”無理が通れば 道理が引っ込む”をそのまま具現していく構えのようだが、それもこれも次の総選挙のためだと思えば、政治家というものは自分のことしか考えていない動物であろう。

 

 

|

« アナログ受難 | トップページ | 無 無 無 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アナログ受難 | トップページ | 無 無 無 »