篠つく雨
”篠つく雨”とはまさにこんな状態をいうのであろう。
細かい雨が隙間なく降り注ぎ、いつになったら止み間が来るのか見当もつかない状態が朝から午後まで続いた。
まるでコロナの感染のように、いつかは集団免疫を得てインフルエンザ程度に収まるのだろうが、先が見えない時には、永遠に続くかと思わせ人の心を暗くする。
昨日打った一回目の筋肉注射、肩の付近に残っているようで触れると鈍い痛みが残っている。
インフルエンザの時には感じなかった痛みのような気がするが、二回目の時はさらに症状が強くく出るそうだから、、、、
そして、昨日電話がつながらないと言ってきた連れの友達のワクチン接種を代行しようとインターネットを開いたが、前回あんなに沢山の接種機関が20個所に満たない数に減っており、それもかかりつけ患者専用の医院しかなくなっていた。
夕方のテレビを見ていたら、静岡市で不具合が生じたためしばらく受付停止になったといっていた。
なんでも市当局が医師会の進言に聞く耳を持っていなかったとかで、先日75歳から84歳までの接種券発送をした後集中して電話が入ったためとのことであった。
それにしても、希望的観測という先の大戦の作戦同様、自分に都合の良い予測でものを考える風習は日本人の特性なのだろうか。
その前の85歳以上だったときは施設の高齢者を先に打っていたこともあって、接種者が少なく病院が接種する人を探しているくらいだったので高をくくっていたそうだ。
夕方になって、市長が「予想を上回る人が希望したので、、」と陳謝していた。
85歳以上の時も初めは電話予約がつながらないと言っていたのに、その下の世代のほうが人口が多いくらい予想がつかなかったとはなんとも情けない、危機管理が全くなっていない。
以前から静岡市長は”とろい”と言われていたが、我々でも接種券を発送した時点でどのくらいかは予想がつきそうなはずである。
今日になって回復は14日以降になったと言っていたが、この間の10日間は漏れた人が何時になるかやきもきすることになり、その2日後今度は65歳から上の人にも接種券を発送するという。
当然申込者は急増することは目に見えている。ダムにたまった水を一気に吐き出すような事態になるのだが、それに耐えられるのだろうか。
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