家に噛みつく雲
午後になって急に空が黒くなり雷が鳴りだした。
雷の音からそんなに遠くはないものの稲光が見えなかったのは、上空の黒い雲の上でなっているのかと思う
黒い雲は、家に噛みつかんばかりの形相で迫ってきたので、最近のテレビで見るような激しい雨か雹でも降ってくるのかとみていたが、お湿りにも及ばないほどの小雨で終わってしまい、ちょっと拍子抜けする天気でもあった。
サッカーの人気は欧米では想像もつかないほど熱狂させるようで、イギリスでは6万7千人もの観客を入れて試合が行われていると報道されていた。
場外の人を入れるとこの何倍 いや何十倍もの人たちが上半身裸になって国旗をマント代わりにして騒いでいるようにも見えるが、マスクなしで密状態で熱狂しているのを見ると、「この人たちは何を考えているんだろう」と思ってしまう。
イギリスではいまだに万単位の感染者が出している中で政府が認めているそうだから、あちらから見ると千人単位でオリンピックを無観客にした日本はどう見えているのか、、、、、
いままで自分はスポーツ観戦などを含めてこんなに夢中になって騒いだことがないのでこういう人たちの気持ちがわからないし、これほど熱中できたものはないのでうらやましいという気持ちも裏腹にある。
そんな性格のせいか、若いころからクールだと言われてきた。
いまでこそ、クールは誉め言葉だが、当時は冷めた男という意味もあって軽蔑も気味の言葉でもあったが、とにかく人と一緒になって大騒ぎや熱中することができなかった。
今でも人混みや行列の後ろに着くのが嫌だと思って近寄らないのはその名残であろう。
とにかく今思うのは、この先二週間ほど後にどんな事態になるのか、ワクチン効果があるのか見ものである。
噛みつかれることがないことを祈る。
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