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2021年7月17日 (土)

口で息をする

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今日になってようやく東海地方も梅雨明け宣言が出た。

関東甲信越や北陸に遅れるのはもとより、東北地方にまで先を越される今年の梅雨明けはなんだか異常さえ感じてしまう。

急に暑くなると身体がついていけず誰しもが不調になるといい、あれほどうるさかったヒヨドリも暑さに負けたようで、口を開けて呼吸をしていた。

この季節、羽毛の防寒着を着ているようなものだから、さぞかし大変なことと察する。

落語の世界では、夏にどてらを着て火鉢の前に手をあぶる頑固おやじの負け惜しみが取り上げられているが、、、、、、まさに、夏炉冬扇である。

同じ頑固おやじでも、当方は暑さにからっきしだらしがないので、早くもクーラーを効かせて、家に閉じこもっている。

 

先日、時事系の地方新聞にいわゆる右翼を号している屋山太郎の解説が載っていた。

この人は自分らから見ても狭い了見しか持たないので、普段はほかの解説員のは見てもこの人の葉最近見ることがなかった。

しかし今回のは見出しを見て読んでみた。

いわく「河野 小泉は首相の資格がない」というものだったからである。

中身を読んでがっかりしたのは、菅首相に比べて、河野 小泉は原子力発電に消極的だからというものだった。

自分も、河野 小泉に首相の資格があるとは思っていないが、今の古い政治家よりましだとは思っている。

かの人、原子力発電がいったん事故を起こすとどうなるのか東京電力福島発電所を教訓としてみていないというか、なかったことにしたい人のようである。

津波でなくても、テロや誤操作が起きれば同様な被害が出るし、使い切った燃料やごみの始末ができない国であることがわからないのだろうか。

くわえて、発電会社のコマーシャルに起用されて意見を述べている石坂浩二も同様で、殻には好印象を今まで持っていたが、「お金さえもらえばどんな広告にでも出るんだ!」という印象に変わり、がっかりしているところがある。

原子力は、いったん暴れると、まだ人間の手に負えないものであることを認識してほしいものである。

 

 

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