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2021年9月30日 (木)

お茶は茶色

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お茶の花が咲きだすようになって秋も一段と深まて来た。

観賞用に育てられたことはないのだが、椿の仲間だけあってその花の格好は小さな椿といった感じで葉陰に2センチ程度の白い花を咲かせている。

雄蕊には黄色い花粉をいっぱいつけ虫を集めては種を結実させているが、繁殖用にも椿のように油を取ることもないので無駄な果実を足元にまき散らすしかない。

 

先日「ちこちゃんに叱られる」という番組の中で「なぜお茶の色は茶色というか」というのがあったが、静岡に来たばかりの40数年前にも同じことを言う同僚がいた。

自分としては、お茶は茶色が当たり前と思っていたので「なんでそんなことを言うのかな?」と聞いていた。

お茶を入れた当初はたしか緑色っぽい色をしているが、茶碗に入れればすぐに茶色くなるし、水筒に入れて昼ごはんのとき飲むお茶は茶色である。

もしその時でも緑色だったら、染料が入っているとしか言いようがない。

 

昨日、「内臓のエコーを行いますので、朝ご飯を抜き膀胱に小水を貯めて10時にきてください」という案内があったのでその通りにしてかかりつけ医に向かった。

普段から朝ご飯を抜いたり、時間が遅い人には区ではないのだろうが、朝6時にはきちんと食事をとっている身にとってはこの10時というのがなんとも中途半端な時間である。

いつも通り5時起き、それから10時までお茶はよいというので少しづつ飲んでは「茶腹も一時」と呪文をと萎えるのだが、こんな時に限って時間がなかなか立たない。

テレビは自民党の総裁選予測で、どこを回しても同じ番組ばっかり、、、、、、、、

 

で、エコーの結果、「最近肝機能が少し悪くなっているが、肝硬変の兆しがあるようにみえます」とのこと、「で、薬は?」と聞いたら」もう少し様子を見てからにしましょう」とのこと、、、

          

        まぁ 歳だかねぇ~  チャンチャン!

 

 

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2021年9月29日 (水)

コスモス咲き乱れる

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コスモスの花 てんでバラバラに咲き乱れる季節になった。

色も白 赤 桃色にチョコレート色などもあるが、コスモスといえばやっぱり桃色にとどめを刺すというか一般的と言えると自分は思う。

コスモスの語源は、ギリシャ語の飾りというらしいが、宇宙の星々を刺すという話もある。

ただ、この花に日本では”秋桜”と名付けたのはいかにも桜を愛する日本的発想と言える。

魚に種類が違おうが形さえ似ていれば”〇〇タイ”と名付けるように、花には何とか桜や何梅と名付けるのが日本である。

 

自民党総裁選が華やかに行われ、岸田新総裁が誕生し、ちかく解散国会を召集して首相の首を挿げ替えて衆議院選挙になだれ込むことになる。

今回の選挙を見ていて思うのは、保守的な党員の希望は若い河野候補に支持が集まったのだが、永田町の論理は相変わらずボスの意向に従うしかないという旧態然とした中で行われた。

で、なければ、高市候補があんなに票を集められるわけがない。

ひょっとしたら、当選するはずもないとみて安部元総理の意向に従ったのだろうか。

間違ってあの人が当選でもしたらどうするつもりだったのだろうと思うと、信念のない彼らに日本の政治を任せることができない。

ガースーの時もそうだったが首を挿げ替えて何の実績もないのに支持率60%とか70%になる浮ついた世論を背景に選挙戦を戦うのだが、よくよく見定めて投票をしてほしいものだ。

 

 

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2021年9月27日 (月)

 ネジバナ

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「あれっ今どき咲く花なのかな?」とおもっていたら、アキネジバナっていう種類らしく別に狂い咲きとか返り咲きっていうものではないそうだ。

小さな花ながら縄のようにねじねじと螺旋をかいたその咲き方と色合いから万葉の昔から親しまれてきた草花のようだ。

この花を見ていると昔聞いた「人生あざなえる縄のごとし」という言葉があったのを思い出す。

人間長い一生の間にはよいことばかりが続くわけでなく、必ずそのことが因果になって悪いことが始まるものであるということのたとえであった。

 

”とうさんかあさん恨むじゃないが 、、、という歌があった。

昭和30年代の「みよちゃん」という歌の確か二番の歌詞の一部だが、片思いの美代ちゃんがいい男と歩いていたのを見た時を歌ったものだったが、容姿に劣等感を持った若者の心境で、若い時はみんなどこかに人より劣っていると思っていたに違いない。

しかし、そんな劣等感はほかから見ればまた違っていたようで、恥ずかしげもなくなった40代になってから聞くとずいぶんと違っていたようだ。

と同時に、当時思っていた美男美女のその後はそのまま幸せというわけにもいかないようで、まさに縄のような人生、、、、、

先日、テレビで今の若者の間で「親ガチャ」という言葉が流行っていると言っていた。

子供は親を選ぶわけにはいかないので、裕福な家に生まれた子は親ガチャにあたり、貧乏な家の子は親ガチャに外れたといううらしい。

自分の人生を親のせいにするのもなんだが、、、、、、昔からそういいながら、悪いことだってそう長く続くもんではないんだよ。って言いたい。

もっとも何にもしないでいいことなんて向こうから転げ込んでくるわけはないけどね。

 

 

 

 

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2021年9月25日 (土)

金木犀

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早いもので金木犀の咲く時期がやってきたようだ。

秋の強烈な香り花として知られる花だが、この花の匂いをかぐといとこの子供の結婚式を思い出す。

名古屋で行われたその式の間中この花の香りというには強すぎるにおいに悩まされて、、、、

その他大勢の一員だったが、その後この花の香る季節になるとこの結婚式を思い出す。

 

新型コロナもどういうわけか専門家もわからないながら収束に向かっているようで、10月には静岡も含まれている緊急事態宣言が解除されそうな雰囲気になってきた。

そんななか、静岡県はこの第四波と言われる中で猛威を振るい全国的に感謝数の順位を上げ12位にまで上がっており、静岡県内では人口69万人ほどの静岡市が途中から人口79万人程の浜松市においつき、首位を奪還し5,744人とおよそ450人ほどの差をつけて感染者の首位を独走することになった。

それほど県都の意地を通したかったのだろうかと思っていたら今日の新聞によると浜松市に比べてワクチン注射の2回目終了者の割合が全人口の42%と55%となっていたことが分かった。

この13%の差が患者発生に影響を与えていた模様だ。

昨日まで、「静岡市民がだらしなので、、」と思っていたがそうではなく「市長がぐじゃっぺだったんだ」に変わった。

 

 

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2021年9月24日 (金)

いくつになっても

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黄ばみかけた田んぼの中でおばあさんかかしが眉をしかめて見張っている。

怖い顔の割には滑稽なメガネを頭にかざしているが、案外と眼鏡を探しているのかもしれない。

何しろ眼鏡をかければ、眉間のしわも隠れてモダンばあさんになるかもしれないから、、、

「女はいくつになっても美しく見られたいもんだよ」って病院の待合室で盗み聞きした話し。

 

「天高く 馬肥ゆるの秋」っていうけれど、いま、自分の身の回りは秋の味覚であふれている。

そばには昨日拾ってきた栗を茹でたのや長野から来たブドウ、冷蔵庫にはリンゴが、バナナが、、そして、仏壇にはおはぎが「早く食べないと固くなってしまうよ」とばかりにあがっている。

幸いというか胃腸が至極丈夫で食欲が強い。

戦争中から戦後にかけて食糧不足で飢えた経験のある身は、なんでも見れば完食しないときがすまない、、で、腹膨れればそのまま体重が増えていく。

馬でなくても腹帯はきつくなる、、、、、、目の前から遠ざけるだけで済むだけの問題ではない。

ああ、何とかしなくては、、、、、幾つになってもこんなことでは仕様がないのだが、、、、、

 

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2021年9月23日 (木)

シルバーウイーク

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今日は彼岸の中日。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるだけあって、今日の気温は30度越えとなったが湿気のない風が吹きわたって過ごしやすくなってきた。

夏の暑さにはからっきし意気地のない自分にとって、これから12月くらいまでが最適の季節になる。

暖国静岡では、真冬でもそんなに寒いとは思わないが、体を動かしても汗の書かない季節というのは最高である。

それを知ってか、頭を垂れ始めた稲のわきに燃え上がる火のような彼岸花が季節の節目を教えてくれているかのように花を咲かせている。

 

18日から26日の9日間をシルバーウイークというそうでこのうちの6日間は休みになるそうで、あれほど猛威を振るったコロナの感染者も峠を越したかのように急減したこともあって、人手が激しくなり、各地で交通渋滞を起こしているとテレビは言っていた。。

ところで、このシルバウイークなるものは、敬老の日もあるので”年寄り週間”かと思っていたら、ゴールデンウイークの対称として呼ばれれているとのこと、「そんなに年寄りを喜ばせることなんかするもんか!!」ってことだよね。

 

 

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2021年9月21日 (火)

十五夜 おつきさん

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うさぎ うさぎ なに見て跳ねる

十五夜おつきさん 見て跳~ねる

 

今日は中秋の名月。月々に 月見る月は大けれど、、、、、という言葉場があるように澄み切った秋の空にかかるこの月が一番きれいなのだそうだ。

しかし、残念なことには今日の名月は雲が多くて昨日のようにすっきりとした形では見ることができない。

変わって我が家ではお盆の中に、白と金色の二羽のうさぎが月を挟んで跳ねている様子を描いたものがあったので、この月を愛でることにした。

少々の酒は、このうさぎがバレーボールのようにやり取りしているように見えたのは、ここしばらく禁酒していたせいかもしれない。

 

さて、夜も更けてから窓から見ると今月今夜のこの月は、朧気ながら雲の薄い部分から下界をのぞき見をするように見下ろしていた。

それがこの月、、、、、

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2021年9月20日 (月)

人生一〇〇年

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九月も終盤になるとススキも穂を出し秋もあとわずかと告げている。

ススキは草冠に亡と書き、枯れすすきは歌の材料として悲しい末路を示している。

 

今日は敬老の日というが誰も年寄りなんかを敬ってくれている気配はなく、若い人は「老人の日」だという。

それもそうだろう、60歳以上の人口が3割に届こうとしているそうだし、百歳以上が九万人に近いといえば、昔ならめでたい百歳もいまでは「このごくつぶしが、、、」と言われかねない時代になった。

先日も歯が脆くなり欠けたり抜ける手前の歯が多くなったので、どれだけでも手入れをしておきたいと思い数年ぶりに歯医者へ行き始めたが、保証何年とかいう保険外の歯の見本を見せられたので、あと何年生きているかわからないので「保険内での治療をしてください」といったが、「人生百年の時代ですよ、この体調なら充分に生きられます」なんて言われてしまった。

百歳といえばこの先二十年近く生きることになるのだが、そのころになると年金も底をつきだれかに養ってもらうことにもなりかねないので、、、、、、「どうぞご勘弁をと願いたい」

 

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2021年9月19日 (日)

なんともつかない

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キバナコスモスの名前で知られている花だが、コスモスとは全然違う種類の花で、オオハルシャギクの仲間だという。

花の形と大きさはコスモスそのものだが、花の色は決して黄色とは言えないのではないだろうか。

この花、もともとはメキシコが原産地であったが、スペインでしばらくいた後大正時代に日本にやってきたそうで、生命力が強くこぼれた種であちこちに繁殖地を広げているそうだ。

そこで、オオハルシャギクの名前の由来はというと花の中央が赤いハルシャギクの仲間だということになり、そのハルシャはペルシャからきているという。

まことになんともつかない名前を持つ花である。

 

自民党の総裁選挙に四人が立候補し昨日記者会見みたいなことをしていた。

近い将来首相になり衆議院を解散する人になるのだが、どうせ自分には手の届かない場所での選挙であり、いわば、外国の指導者選びと何ら変わりのない選挙である。

そんなに見ていたわけではないが、どの人も本心を隠して当たり障りのないような発言をしていたようだが、これも当選するための策略と言ってしまえば、、、、、

ただ、気になる人といえば高市早苗候補であろう。

なんでも安部路線を継承していくということで支持を得たらしいのだが、自分としては森友加計をはじめとした都合の悪いことを隠して押し通し、憲法を変えて昔の日本に戻したという右寄りの安部元首相のやり方は民主主義にとって害であると思っている。

そんな路線を継承するなんて、と思っていたら、インターネットではこれを擁護する書き込みが多い「戦争を知らな子供たち」という歌があったが、国民の大半が戦後生まれになって若い人の右傾化はかなり深刻なようで心配である。

 

 

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2021年9月18日 (土)

雨は降ったが

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台風14号が黄海でしばらく休んだ後再び勢力を増して福岡に上陸、その後九州、四国 紀伊半島東海海上と今までになかった進路を通って温帯低気圧になった。

台風が福岡県に上陸したのは、記録上初めてのことだというが、これも地球温暖化のせいだとしたら、いずれ日本海から北陸地方に上陸し関東に抜けるなどという台風も出てくるのじゃないだろうか。

ともあれ、テレビで大騒ぎした割には自分とこは雨こそ降ったものの風はほとんど影響はなかった。

もうすこし、気象庁の精度があがらないと「狼少年」と二の舞になりかねないと思う。

 

今日は、静岡市役所から「自殺対策に関する市民意識調査」なるものが郵送されてきた。

どのくらいの割合で発送されたのか知らないが、さっそくアンケートに記入してみたが、ほとんどがわからないか、該当しないに丸を付ける結果になり、改めて穏やかで心配のない幸せな暮らしをしていることを認識させられた。

このアンケート用紙によると静岡市内だけでも毎年100人ほどの人が自殺しているとか、いまだかってノイローゼになるとか生活に絶望感を抱くこともなかっただけに、これから何年の寿命化はわからないがどうかこのままで逝かせてほしいものと欲張り?な思いでアンケートを送ることにした。

 

 

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2021年9月17日 (金)

四十五歳定年

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いまは掛川市となった菊川河口にかかる自転車専用の橋”潮騒橋”とそのそばに立つ風力発電の風車。

遠州灘から吹き上げる風を利用して幾十とあるかわからない大小の風車が建っている。

昨日、あまりの天気のよさに誘われて国道一号を西に走り掛川から海に出て百五十号線を帰ってきた。

いった目的の一つに玉ねぎの苗ががないか、というのもあったが、いつも寄っていた”サンサンフアーム”は定休日ということでそこから引き返した、途中潮風を求めて海岸近くに車を止めながら帰ってきたのだが、御前崎海岸では、駐車場や少し道幅の広いところはロープを張って駐車できないように規制してある。

そのため、普段なら何十っ組も来ているサーフアーは一人見ただけ、そして、食事でもと道路沿いの店を見るといずれも休業中の看板が出ていて、立ち寄るところがないように徹底していた。

げに恐ろしきはコロナウイルスなり、、、、、、

 

そのコロナウイルスに便乗してか、サントリーの社長が「四十五歳定年制」なるものを打ち出したそうだ。

一瞬思ったのは最近の上級国民が考える自分勝手な発想ではないだろうか。ということであった。

経営者の意向にそぐわない社員は首にして安上がりの労働者で会社を運営していこうというエゴではないか。

自分たちも四十五歳定年というならまだわかる。しかし、自分の身を安全圏において四十五歳以上の社員の賃金をストップし、いやがらせで追い出すという構造が透けて見える。

 

自分も三十九歳で故郷の鉱山会社を飛び出した。

会社が希望退職という方針を打ち出し、会社内の直接上司との軋轢、海外勤務に嫌気さしていたのが主因だったが、その当時の定年は五十五歳であり、四十歳を越していたらしがみついていたと思うのでぎりぎりの年齢であった。

結果的には吉と出たのであったが、当時櫛の歯がこぼれるようにして千人近くが退職した中でうまく立ちまわれたのはごくわずかであったという。

大企業で働いたものは、その時の労働条件が当たり前だという感覚があり、転職先の劣悪な労働環境になじめなかったのがその一番の理由だったそうだ。

それを考えると、気軽に四十五歳定年に応じると、、、、、、、、

 

 

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2021年9月15日 (水)

秋は来にけり

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うろこ雲? いわし雲? ひつじ雲? さば雲? この雲の名はどれだろう?

いつの時期にも表れる雲であるが、空が澄み切った秋の空に現れる雲として思われてきた。

うろこ雲は魚の鱗のようだし、いわし雲は群れている鰯を、ひつじ雲は牧場で群れている羊の背中、そしてさば雲はさばの肌の模様だという。

そう言われてみると少しづつ印象が違ってくるが、この空の雲はといわれっると、、、、、

どれにも当たらないように見えてくるから困る。

ひとっころ暑くて空など見上げる気もしなかったが、カナカナゼミの寂しげな声とともに”秋は来にけり”が実感としてわいてくる。

今日は久しぶりに青空のもと分葱の苗を植え、ちょっと早いかなと思ったが、ニンニクを植えてきたが、早すぎるのが気になって予定の半分でやめ、もう少ししてから残りを植えることにした。

 

今年は気候不順で秋の野菜が思わしくないそうで、店頭の値段が高くなっているという。

我が家の畑もこの気候不順でインゲンもキュウリも駄目になり、いま収穫できるのはナスだけ、、、、、、

 

 

 

 

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2021年9月12日 (日)

サクラタデ

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数あるタデ科の植物の中で一番かわいらしい花を咲かすのはサクラタデである。と言っても反対する人はないであろう。

直径5㎜程の小さい花なのだが、水気の生沼地などで密集して花を咲かせるとかなりきれいなお花畑になる。

そんな小さな花に小さな蟻んこが昇ってきてまつ毛のような雄蕊をかき分け何時を吸っているようで、しばらくこの姿勢を続けていた。

 

自分たちが子供のころ最も恐れた病気は肺結核で有効な治療薬のない中で一度罹ればかなりの確率でなくなる病気であり、その治療は安静しかなかった。  その時の恐怖今でも残っている。

北アルプスから富山湾にそそぐ高原川を挟んで二つの集落があったが、川向こうの集落で罹患した娘さんだったそうだが、親家から離れた川岸に近い場所に小屋を建て、母親らしき人が食べ物を持って通ってくるのを遠目で見てさえおそろしかった。

 

人間は、その歴史の中で天然痘をはじめペスト、コレラ、チフスとその時の人口を半減させてしまうほどの伝染病に悩まされてきた。

ほとんど治療薬のない時代には神に祈り耐え忍ぶしかなかったが、それでも全滅ということなく今や70億人ともいう人口爆発的な数に達している。

しかし、最近になってこれを戒めるかのように次々と新しい感染症が発生し、ここ30年ほどの間にもエイズ、サーズそして新型コロナなどが流行し脅かされて来続ける。

とくに、感染力の強さにおいては新型コロナが一番の強敵なのは、「新型コロナに打ち勝った証しのオリンピックにしたい」なんて言っていたガースーの現状を見ようともしない姿勢だと言ったら間違いだろうか。

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2021年9月11日 (土)

この花なんの花

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我慢ができないようにして10時に振り出した雨も午後には上がって太陽も顔を出した。

そんな雨が花びらに降り残して光を反射していた。

庭の片隅に咲いているこの花は名前がわからない。

”花見ず葉見ず”の特徴から彼岸花やサフランの仲間と推測できるが、近所の花好きの人も知らないという。

図鑑ではベラドンナリリーという花に似ているが、写真を見ると花びらの幅に違いがありどうも違うらしい。

この花は丈夫というか生命力の強い花で、ほったらかしのまま20年以上この場所に住んでいるが、玉ねぎほどの球根はほとんど地面の外にあり暑さ寒さをもろに受けても”平気の平左”といった顔立ちで花と葉っぱは直接顔を合わせることもなく育っている。

 

連日のワイドショーで自民党総裁選挙もたぶん三つ巴で戦われることになりそうな雰囲気になってきたが、近所のおばさんは「女だけどあの人にはなってもらいたくないよ」って言ってきた。

ワイドショーであまりにも人柄先行の報道をするものだから印象が悪かったのだろう。しかし「おばさんには選挙権がないんだから、どうしようもないんよ」って言った。

度の選挙でもそうだが、普段信条にしていることをオブラートに包んで話すのはまだよい方で、当選するまではひたすら猫をかぶっていることには間違いない。

   この人どんな人      分からない。

 

 

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2021年9月10日 (金)

安心して無視できる

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麻機沼の上空にかかる雲一つ。

しばらくぶりの30度越えの気候もそよ風が吹けばそんなに熱く感じない。

これも小さな秋の一つなのだろうか。

畑に大根とワケギを植えてきた。

 

最近、旧一万円札の偽物が使われたと報じていた。

使ったのは、ベトナム人グループのようで、透かしも入った精巧なものだったそうだが、かの国でそんな精巧な札が作られたとすると、印刷技術も格段に上がってきたことになる。

これをうけて、ワイドショーはキャッシュレスならこういう問題が起きないので、、、、と言っていた。

笑ってニコニコ現金払いをする身にとって、「これは異なことをおっしゃる!!」と言いたい。

自分が現金払いを続けるのは、まだキャッシュレスの方が危ないと思っているからである。

この物騒な世の中、カードのスキミングをはじめ、携帯などでの決済の場合 「落としたり盗まれたりしたとき気が付くのが遅れたらどうなるの?」すべてを保証してくれるの????

 

年寄りは、気が付くのがおそいんよ。

最近、携帯にわけのわからない電話番号から「振り込みが遅れいます」っていうようなメールが何度も届いてくるようになった。

もし、携帯などで決済していれば、問い合わせの電話を指定されたところにかけかねないのだが、そういうことを一切していないので、、、、、、、、安心して無視できる。

 

 

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2021年9月 8日 (水)

雨の降る前に

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今夜から雨が激しくなるというので、その前に先日来休めさせておいた畠を耕運機で耕すことにした。

天気予報では今日は朝のうち晴れているが午後から雨もよいに空になるというので午前中にできるだけやっておきたい、、、できれば済ませてしまいたいと、朝早くから耕運機を引っ張り出し、燃料とエンジンオイルの交換をしておいた。

朝露は夜の間に葉先まで吸い上げた水分のようで、畑に行く途中の葦の葉先は水玉が滴れるほどびっしりとついていた。

耕運機は相当年数がたっているもので、型は古いがエンジンはまだ素直にかかってくれ、順調に掘り上げ耕してくれる。

しかし、寄る年波は中腰でついて歩くのはかなりつらくかんじさせてくれ、40mほどの畝を三往復ほどすると休憩を入れないと動けなくなりそうな気がしてしまった。

ということで、休憩所のベンチに座ってからお茶を持ってきていないことに気が付く。

途端に曇るはずの空模様が雲の少ない天気で汗びっしょりになっていたことに気づき、そのまま仕事をやめて家に帰ってしまった。

 

この年で、脱水症で救急車に乗る恥だけはかかずに済んだが、再度畠に入って耕運機を始末したのは午後4時になってからだった。

 

 

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2021年9月 7日 (火)

初冠雪

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今日は白露、露濁りて白色となればなり。という。

それに合わせるかのようにして、富士山の頂上がうっすらと雪化粧を施した。

昨年に比べれば二十一日早く、例年より二十五日早いそうだが、この速さはこの冬に何かを知らせるものなのか、どんな冬になるのだろうかと憶測を呼んでいる。

 

実際は、昨日が初冠雪だったのだが、甲府の気象台が確認しないと認められないという、いかにもお役所的感覚の都合で、今日になったそうだ。

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野次馬根性の強い自分たちはこの冠雪を見んものと富士宮に出かけてみたが、稲も実り稲刈りコンバインもすでにあちこちで稼働していて、早くも秋はここに来ていた。

 

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2021年9月 5日 (日)

ツルマメは絡みつく

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ツルマメの花が咲きだした。

濃い紫の花は何も言わなくてもマメ科の草であることはわかるが、その繁殖力というか蔓がほかの草に絡みついている様から、いかにも雑草という印象は免れないし、山の畑に行く途中鎌で苅り払い刈り払いして登る。

晩秋には大豆そっくりな殻をもつ実をつけ直径5㎜くらいの黒い実をつける。

食べられるそうだが、、、、まだ食したことはない。

 

ようやくパラリンピックも終わり、明日からテレビの番組も正常に戻りそうだ。

民放はもちろんだったがNHKは終日パラリンピックの放送で、いつも見ていた番組がかなり放送されなくて残念だった。

自分としては、パラリンピック関係の放送をほとんど見ていなかったのは、用具をつけての試合に何か不公平な感じがしたためと障碍の区分けに不自然を感じたためである。

人それぞれに障碍の差はあるのでしようがない面もあるが、一人で何種類ものメダルを取るのは、オリンピックを見れば分かるのだが、参加選手が少ないためであろう。

そして、何より用具をつけての競技、自転車や義足にスプリングの強いブレードをつけて行うのは、経済に余裕がある国の選手しかできないことになり、貧しい国の選手はどんなに体力や持久力があっても門前払いにされてしまうことになり、世界の代表ではないことにならないだろうか。

メダルラッシュと喜ぶ報道がされているが、アジアやアフリカなど紛争などで障碍者になった人から見ればパラリンピックは上等国民の大会でしかないと思っているのではなかろうか。

とにかく、早く終わってほしかったと憎まれ口をたたいておく、、、、

 

 

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2021年9月 3日 (金)

ふいっと消えた

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不思議なものであれほどうるさかったセミの鳴き声が聞こえなくなっていたことに気が付かなかった。

いつから聞かなくなったのか、、、たぶんお盆のころは聞いていたような聞かなかったような。

とすると半月に異常になるのだが、、、、、どこかでふいっと聞かなくなってしまうの人間界も一緒なんだろうな。

 

午後ガースーが次の総裁選挙に出馬しないと記者会見で発表した。

「コロナ対策に専念したいため」とのたまわったが、誰もそんなことを信用しない。

昨日まで党役員と内閣改造をすると言っていたのだから、、、、

腹黒く、二枚舌三枚舌を使い分ける古だぬきの集まりで、どうしようもなくなっての腹を切るしかなくなってのことだろうと推測できる。

一時は幹事長を首にしたとまで言っていたが、案外この辺から反撃ではなかったろうか。

それにしても、短い政権運営の中でこれほど支持率を下げた人もいなかったのではなかっただろうか。

原因はいくつもあるがあえて挙げるまでもない。

ガースーの季節が終われば、、、、、、、あれそんな人もいたっけとなればよいが「いつ迄もコロナの時何にもできなかったあの人よ」と名を残すのではなかろうか。

 

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2021年9月 2日 (木)

ノブレス オブリージュー

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昨夜遅くから未明にかけて激しい雷雨があった。

稲妻から間髪問わずすごい音と響きがあったので、ひょっとして家のどこかに楽落雷したかと思いあちこちを見て歩いたくらいであった。

その雨も朝方には収束していたが、山の佐古佐古から霧が立ち昇っていた。

天気予報ではこれからしばらく気温も下がり、30度に満たない涼しい日が続くと言っていたが、どうやら秋もそこまで来ている様子なので、納屋の中でレタスの種をポットに撒いてみた。

 

「高貴なものには責任がある」と中学のころ聞いた。

”ノブレス オブリージュー”というフランス語から出た言葉で、英語でも同じ言葉で通じるそうだ。

その言葉通り、第一次世界大戦では先頭になって戦ったイギリス貴族の戦死、負傷が多かったそうで、日本の武士道にも相通じるものがあるのかもしれない。

そして、いまそのノブレスには財産、権力、社会的地位、高学歴者が含まれるというが、日本では戦後、戦犯を含めて指導者からそんなことはどこかへ吹っ飛んで責任逃れ、ごまかしが横行している。

一番近い例として、アフガニスタンの日本大使がそうで八月にガニ政権が倒れると同時くらいに逃げ出してしまい、アメリカ軍が撤退する前に大使館員とその家族が逃げ出して、邦人と大使館勤めの通訳、アフガン人など500人が捨て去られたに等しい状態になったそうだ。

ほかの国の大使も一時逃れたもののまた戻って大使館業務を行っているのに比べると、、、、日本政府の対応はコロナ対策同様鈍い。

普段「日本は素晴らしい国」とし、ユーチューブなどで馬鹿にしている韓国は360人余を救出したのに比べて非常に少ない状態(一人しか)になってしまったそうだ。

 

 

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2021年9月 1日 (水)

なんの前兆?

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空に向かって伸びゆく雲、竜巻雲ではないがなんとなく不気味さを感じさせる。

何の前触れかと不思議に思ってみたが、夜になって久しぶりの激しい雨以外には平凡に暮れていく。

 

今日は早いもので九月になってしまった。

立春から二百十日毎年この時期になると天気図のどこかに台風が発生していて、上陸はいつになるという話が出てくるのだが、今のところない。

これも地球温暖化に結び付くのだろうか。

かわって、政界ではこの時期を逃してなるものかとばかりに対数予測図ならぬガースー台風が吹き始めている。

なにしろ、自民党役員や政府人事、そして国会の解散権まで握っている絶対権力者が延命処置になりふり構わず動いているのだから影響は大きい。

とりあえずは、自民党と政府の人事についてだが、総裁任期も衆議院議員の任期も限られている中で、役職に就いても次の選挙で大敗すれば「責任を取って退陣」というなかではごくわずかな期間の役職ということでしかないのだが、、、。

ただ、自民党総裁になるため、対立候補の引き下ろしということのための小細工だとしか見られない策略も、国民からは裏が透けて見えるだけに不細工この上もない。

コロナ対策にしても、アフガンからの邦人撤退吸湿策も後手後手にまわって成果が上げられない中で、自分のことには、、、、、、、

        何と言っていいやら!!!!

 

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