ノブレス オブリージュー
昨夜遅くから未明にかけて激しい雷雨があった。
稲妻から間髪問わずすごい音と響きがあったので、ひょっとして家のどこかに楽落雷したかと思いあちこちを見て歩いたくらいであった。
その雨も朝方には収束していたが、山の佐古佐古から霧が立ち昇っていた。
天気予報ではこれからしばらく気温も下がり、30度に満たない涼しい日が続くと言っていたが、どうやら秋もそこまで来ている様子なので、納屋の中でレタスの種をポットに撒いてみた。
「高貴なものには責任がある」と中学のころ聞いた。
”ノブレス オブリージュー”というフランス語から出た言葉で、英語でも同じ言葉で通じるそうだ。
その言葉通り、第一次世界大戦では先頭になって戦ったイギリス貴族の戦死、負傷が多かったそうで、日本の武士道にも相通じるものがあるのかもしれない。
そして、いまそのノブレスには財産、権力、社会的地位、高学歴者が含まれるというが、日本では戦後、戦犯を含めて指導者からそんなことはどこかへ吹っ飛んで責任逃れ、ごまかしが横行している。
一番近い例として、アフガニスタンの日本大使がそうで八月にガニ政権が倒れると同時くらいに逃げ出してしまい、アメリカ軍が撤退する前に大使館員とその家族が逃げ出して、邦人と大使館勤めの通訳、アフガン人など500人が捨て去られたに等しい状態になったそうだ。
ほかの国の大使も一時逃れたもののまた戻って大使館業務を行っているのに比べると、、、、日本政府の対応はコロナ対策同様鈍い。
普段「日本は素晴らしい国」とし、ユーチューブなどで馬鹿にしている韓国は360人余を救出したのに比べて非常に少ない状態(一人しか)になってしまったそうだ。
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