一日も早く
長野はいまシナノスイートの収穫の真っ最中だった。
早生の”ツガル”と晩収穫の”フジ”の間を埋めるリンゴであるが、実際にもその掛け合わせでできたリンゴだという。
そのため両方の特徴を受け継いでいるのだが、酸味のついた大きなリンゴはフアンも多いのだが、日持ちの良くないのはツガルの特徴でもある。
今年は、春先の霜害で収穫にムラがあるそうで、収量は少し少ないとのこと、、、、、、
義弟の入院の日、隣の集落に住む我々も世話になっていた人の奥さんが亡くなった。
義弟の入院のため夜道を帰るのをあきらめ、ビジネスホテルで一泊することにしたので時間が作れたのでお通夜に行ってきたが、そこで聞かされたのはコロナ禍による最近の入院事情だった。
患者はガンの末期症状で明日をも知れない状態が続いていた。
そんな患者なので、病院も見舞いを許してくれたのだが、まず見舞いの申請をすると、病院の方から時間を指定され、その時間に行くとまずPCRの検査を受けその二時間後 院生の結果が出るまで一室で待機させられ、許可が下りるのだが面会時間は15分しか与えられないという。
PCRの検査は同居親族のみであり、費用は毎回5,000円であるが、それでも最近は安くなった方だという。
そして、土日はその面会さえできないというので、いつ亡くなるかわからない状態の中で、臨終にはどれをとっても立ち会うことが難しいそうだ。
普通の病気でさえこうなのだから、不通に入院している患者やコロナで入院している患者は許可が下りないようで、義弟も退院するまで電話でやり取りするしかない。
コロナの患者も重症者が少なくなったとはいえ、まだ亡くなる人が多い中でその人たちの一種孤独死は察するに余りある。
何とか一日も早く新型コロナがインフルエンザ並みになることを祈る。
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