釣瓶落とし
「秋の陽はつるべ落とし」というけれどこの時期四時半には山の端に陽が沈む。
雲の隙間から漏れいずる残り日はクレーンのタワーをかろうじて浮かび上がらせていた。
秋の陽は釣つるべ落とし、、、、釣瓶を知らないものにとってはなんのこっちゃというのだろう。
井戸の真上に滑車を置き木製のマスを水面に落として水を汲み上げる日本古来の方法であるが、もうこれを見たのは七十年くらい前のことであり、この言葉は死語に等しい。
今日はどこのテレビを見ても秋篠宮家の長女の結婚でもちきりであった。
それも興味本位のものばかり、いい加減にしてもらいたいものであるが、テレビ局があんなに大騒ぎをしているところを見ると、何度見ても見飽きない人がいるのだろうか。
もしかしたら、テレビ局が煽りに煽って暴走しているとしたら、国民感情と乖離した政治と一緒なのだろうか、、、、、
とにかく、その放送が始まるたびBS放送のほうに切り替えていた自分が異質だったのだろうか。
歯医者で、歯石取りで口の中をかき回されうずいている歯茎を気にしている身にとって、テレビの放送はいらだつこと限りなし。
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コメント
岡崎在住さま
最近はトンネル工事でも死者が出ることがまれになりました。
東海道線熱海のトンネル入り口の上には100人を超える犠牲者の名前が刻んでありますし、佐久間ダムのそばにも93人の名前が刻んであります。
当時は一つの工事で何人か犠牲になるのは予算のうちに入っており、神岡でもその予算があると噂されていました。
発破の後5分で入るのは当たり前で、自分らもしていたことでしたが、少しでも坑道掘進を進めて能率を上げるため、それが待てない人もいました。
自分がいた栃洞の23年間で13人が亡くなっています
投稿: オラケタル | 2021年10月29日 (金) 21時33分
落盤事故がありましたなぁ😨 発破をかけて、直ぐに現場を見に行ったそやよ😓
投稿: 岡崎在住 | 2021年10月28日 (木) 20時57分