家康も見た
静岡は駿府公園から見た富士山。
そのむかし、天守閣があった位置から少し南西から見ている格好だが、その線上に位置しているところから大御所時代の徳川家康もこんな富士山を眺めていたのかと思うと感慨深いものがある。
徳川幕府が一応成立したとはいえ、息子の秀忠には不安があってかこの場所から死ぬまで政権を操っていたことになる。
小説などをみてもその評価は様々であるが、200年余もの間の長期政権の礎を築いたのはさすがというしかない。
いま世界では中国をはじめロシアやブラジルなど専制政治を施いている国が民主政権の国より多くなっているそうだ。
政治を独断で即決できる国は、スピード感を以て施策を遂行できるが、為政者の都合の良い政治になって一般国民は虐げられても声を上げることができなくなる。
民主主義国をうたう日本でも、安倍政権当時の忖度公務員が出れば同様だし、いま話題になっている日大のトップも同様で、隙あらば独断専行の組織が出来上がる可能性が大きい。
今日ちっけん民主党の党首選挙が行われ、国民民主党から移籍した泉健太郎氏が当選したが、これでもって国民民主党と野党合併ができるのかもしれない。という期待とともに、憲法をいじくることに共産党と社民党以外の政党が賛成することになりそうな情勢になり、大きな曲がり角に来たという感じがする。
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