実をたわわに
ムラサキシキブの実がたわわに実り株全体が夕日を受けて明るい紫に染まっている。
ムラサキシキブはもともと”ムラサキシキミ”という名前だったという説があり、シキミとは実が多いことを意味しているそうで、この写真を見れば間違いなく実の数は半端ではないほどつけている。
そしてこの名前が転じて有名な歌人紫式部に変わっていったという話は容易に信じられる。
そのためか、花言葉は聡明とか上品とつけられたのは、鼻からの印象というより歌人紫式部の印象といえよう。
今日は立冬。立春は、春は名のみの風の寒さよと言い、立夏や立秋とともに大きな節目ではあるが、その季節に先んじて付けられているようで、季節感とはずいぶん違うことの方が多い。
しかし、朝方の冷えは秋というには冷え込んでいて、石油ストーブに今年初めて火を入れた。
最近の石油価格の上昇や地球温暖化には少し逆らうが寒さに弱い連れを見れば焚かざるを得ない。
春に買った灯油はいま20リットルと少し残っているが、いずれ昨年より高い灯油を買いに行かざるを得ないだろう。
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