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2021年11月 2日 (火)

きれいな実には

Img_1801 

ヒヨドリジョウゴの実が真っ赤に熟れて差し込む太陽の光で透き通った赤さを演出していた。

直径7mmくらいの真っ赤な球はいかにも美味しそうな色艶である。

ヒヨドリがこの実を好むとか、この周りで騒いでいるとかからつけられた名前だというが、結構遅くまでこの実を見るところを見ると、あんなに貪欲なヒヨドリが食べずに残しておくのが不思議だと思っていた。

どうやら実態は名前の通りでなく、こんお身は毒がかなり強く、人間でもかなりダメージを受けるほどの毒性があると聞く。

しかし、この色合いはこの毒をものともしないか免疫のある動物が食べるためのものか知らないが、見る限りではきれいである。

「きれいなバラにはとげがある」というが「きれいな実にも毒がある」

 

先月21日に故郷で殺人事件があり、一週間後ようやくその家に住む長男が逮捕されたというニュースがあった。

3人家族で外から侵入した形跡がないとすれば簡単な事件だったと思うが、逮捕までに一週間の日時がかかったというのはむつかしい事情があったと思う。

被害者は同い年であり、全く知らない人ではなかったうえ、この町で殺人事件など自分の知る限りでは全くなかったと思う。

それだけに、町に与えた衝撃は強かったようで歯切れの悪い話しか伝わってこなかった。

おりしも、一昨日は東京の電車内で刃物を振り回し多数の人を傷つけた事件が報道されたが、これは、会社を辞めた(?)後、自暴自棄になった若者が自殺ができないから、、、、といった理由でばれまわった。と言っているそうだ。

コロナ化はもちろんだが、格差社会が生んだ閉塞感がこのような人を生み出し、これからもこんな事件が頻発するのではないかとおもうと、、、、、、、政治の責任は重い。

 

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