上弦の月
今日は上限、澄み切った空に真っ二つに割った月が輝いていた。
むかしならクレーターのくっきりとした写真は天文台でしか写せなかったが、いまでは普通のカメラでも写せるようになり、月で兎が餅つきをしているという夢幻の話しも消えてしまった。
かぐや姫もどこに居を移したもんやら、、、、、、、
コロナ禍で音信も途絶えていたのだが、今日になって一挙に不幸による年賀辞退のはがきが舞い込んだ。
毎年何通貨は来るので予想はしていたが、亡くなったのは何か月も前のことだといわれると、なんだかさみしさは冬の寒さ以上のものを感じてしまう。
最近の葬式事情によるとほとんどが家族葬に切り替わっている様子であり、人知れず消え去っていったことになる。
我々のように鉱山育ちのものは退職を機に各地に散らばり、自分の同級生のうち小中学校の時のものは四散して故郷の町にいるものは一人もいない。
年賀葉書も最盛期は200通ほど書いていたが、昨年あたりからは50通で間に合うようになり、これ以上減っては欲しくはないが、「50通なら手書きで行けるんじゃないか」などと不遜な考えを持ってしまう。
多分、一枚一枚に魂を詰めて書くとなれば、、、、、、、、、
ところで、まだ年賀葉書は買っていないんだけど。
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