ふくらツグミを見て
この冬一番の寒気が入ってきているという。
午前中畠の野菜を配るため裏と山の畑に行ったが風が強く体感温度は気温を多く下回っていた。
普段は餌あさりにせわしなく飛び回っているツグミもすっかりと綿毛を立てて動かないでいる。
この鳥を見て「美味そうだ」と思う人はもうそんなにいないことだろう。
そのむかし子供のころは焼き鳥の材料といえばこの鳥のことを指していた、スズメより一回り大きくて肉がしっかりとしていたため食べ応えがあった。
昭和三十年ころまでは、北陸当たりから飛騨にかけて真っ黒になるほどの群れが尾根筋をかすめるようにしてとんできていたのだが、、、、
ニシン同様に大量に捕り過ぎたのが原因か、それともほかの原因があってのことだろうか、、、
ニシンといえばこれまた大量に捕れたものだったが突然のようにして北海道の西から姿を消した。
そして、最近になってサンマをはじめ烏賊やカニも捕れなくななり市場に行っても手が届かない存在になってしまった。
日本人は海洋生物からタンパク質の栄養を取っていたといって過言ではないのだが、洋風文化だった牛や豚の動物系たんぱく質も中国の大量消費から、値上がりはやむを得ない情勢だそうだ。
今後は、畠の植物による無理やりベジタリアンになるしかないのか。
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