気あらし
今朝の最低気温 静岡は六度だったそうで全国的に見たら多分沖縄当たりと同じだったのかもしれない。
それでも裏を流れる川からは水蒸気が立っていた。
今では北海道当たりの方言である”気あらし”という言葉の方が有名になってしまったが、気象用語としては”蒸気雲”というそうでこれの大規模なものは日本海でよく見られ、この時上がった蒸気が高い山にぶち当たって雪を降らせると聞いた。
今年は観測史上最大の雪が降ったとテレビは言っていたが、自分たちの子供のころはこんなものではなかった。
昭和三十八年、いわゆる三八豪雪と言われる年の雪は自分も小学校中学校と住んでいた神岡町大津山地区で積雪7m余という記録があり、電線が雪の表面を撫でていたという。
この地区は富山湾から急に盛り上がった飛騨高原の最初の壁になり例年積雪多いところであり、鉱山の社宅を雪廊下というもので繋いでいた場所さえあったくらいである。
その後、雪の量もすくなくなり、岐阜県で冬の国体があった昭和40年代になると、流葉スキー場のジャンプ台に雪がなく、町内会ごとに人を出してバケツリレーで雪を運んだこともあり、その前後から書き入れ時の正月にゲレンデに雪のない年が多くなった。
今年は、この寒波を待たず早々に雪が降ったようだが、、、、、じわじわと増え始めたオミクロンでどうなるのやら、、、、
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