わからない
名にしおはば 逢坂山の實葛
人に知られて 来る由もかな 三条右大臣
百人一首の中に出てくる歌だが解釈を聞くまで意味がはっきりと分からない歌だった。
ただ、歌の中の實葛はこの実である。
花は六月ころ見たことがあるのだが、あまり目立たないうえその後の実は緑色で草の陰に隠れており、この時期になって急に真っ赤になり、「こんなところにあったんだ」という風な実である。
真っ赤な実ながら食べるとは聞いたことがなく、この弦の別名は”美男葛”というのは手でもむとねばねばとした状態になり悪臭もないことから髪を撫でつけるのに使ったからという。
整髪料のない時代ならいざ知らず、現代では最初の歌同様わからない蔓の実である。
静岡県では最近になってコロナウイルスの感染者がわずかながら増えてきたようだ。
原因としては、静岡市と富士市の小学校でクラスターが発生したことにあるのだが、このくらいの年齢はワクチンの注射がされていない年齢ということになり学校という集団生活では仕様のないことかもしれない。
ただ、子の感染がどこから来たのかということと、小学生という年齢から自宅療養ということになれば、今度は親への感染、社会への感染という道筋に行くのではという心配が出てくる。
お偉い先生は、寒さが厳しくなってくる時期にオミクロン株による第六波が来そうだとかと言われると、ワクチン二回完了の見とはいえなんともわからない状態のようだ。
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