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2022年1月28日 (金)

不老長寿

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静岡浅間神社の社前に植えられている橘の実が前日の小雨を受けて露を滴らせていた。

見るからに酸っぱそうな雰囲気が触るのさえためらわせていた。

この橘、子供のころ「、、、いま帰る田道間守 田道間守」という歌詞で覚えているが、垂仁天皇の命を受け遠い異国まで出かけて不老長寿の木の実と言われる橘を持って帰ってきたものの命を発した天皇はなくなっていたという話しで覚えている。

忠君愛国の戦争中に歌われた歌で、歌の最後の部分しか覚えていないが、戦後ほとんど歌われなくなった歌である。

この実が本当に効くのかどうかわからないが、お茶も伝来当時は薬であったことを考えると外来の薬草の一つだったろう。

 

先日、友達の友達の家の話である、その家では七十代の高齢とは言い切れない人だが、認知症を発し奥さん一人の手に負えなくなってしまったので施設へ入れることにしたそうだ。

ところがこのご時世、施設に入るとほとんどすべての人が面会に行けなくなるので、入所前日までに兄弟をはじめ親類縁者を集めお別れ会をしたそうだ。

ところが、完全に認知症で訳も分からなくなった人ではないため、本人はそれを察して、、、、、

いまごろ、全然知らない人に囲まれてどうして暮らしているのやら、、、、、

 

連れの弟は、おととい主治医から「今年の桜は多分見る頃ができないでしょう」と言われたという。

今のところ自動車の運転もできるし、明日退院して自宅療養になるというくらい生活に不自由はないのに、、、

以前癌の告知さえ本人にはなかなか言わなかった医者も最近では余命宣告まで本人を前にして言う時代になってしまたった。

よほど修業を積んだ人でも余命宣告は心の動揺を鎮めることができない。

連れも、昨夜はいろいろと思い出されてまんじりとできなかったと言っている。

不老長寿が本当かどうか、橘の実が効き目あるなら、、、

 

 

 

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コメント

岡崎在住さま

ガンは怖い病気ではないと言いながら、死因の上位を占めていますし、膵臓ガンなどは見つけ難いようで末期でないと症状が出ないようです。
私の友達は医者嫌いで、昨年ようやく医者に連れて行った時には手遅れで半年持ちませんでした。
あんなんなら、放射線などの治療をしないでおけばもう少し生きていたのではないかと悔やんでいます。

投稿: オラケタル | 2022年1月29日 (土) 16時33分

おらんちの隣の田口化粧品店のオバチャンは、毎朝、裏庭でラジオ体操が日課のものすご~元気な人やったが、胃がんで無くなったわねぇ~😓 60年くらい前やわな! 今は胃がんは怖くないガンやけど、膵臓ガンとかは治癒し難いらしいね!オリの職場の人は、入院1か月で亡くなったさな😔

投稿: 岡崎在住 | 2022年1月29日 (土) 12時50分

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