雪が舞って
昨日降った静岡市内の雪、静岡っ子を相当喜ばせたらしい。
今日の午後になって行った友達の奥さんが積もるまではいかなかったが雪の舞う姿を見て大騒ぎをしたと笑って言っていた。
なんでも二十一年ぶりだとか、、、、
静岡市南部のランドマークともいえる竜爪山は1,068mという高さを持っているが「この山に三度雪が降ると春が来る」前から言われている。
しかし、地球温暖化のせいか昨年は一度も白くなったのを見ていない、ふるさと飛騨では1,000mを越せばとっくに1m近くの積雪があるはずだが、幾重もの山脈にさえぎられて静岡には到達することはできていない。
なので、この写真のように高山でありながら、樹木の先端が少しばかり白くなった程度にしか降らない。
写真は昭和29年の大津山社宅 軒下の雪は明り取りのため除雪している
いまでこそ、飛騨も雪の量が減っているようだが、昭和38年に標高800mの大津山鉱山社宅で積雪7m以上という記録がありほとんどの社宅が雪の下に消えてしまったことがあった。
積雪7mというのは山の斜面ではあったが、電柱と電柱の間の垂れ下がった電線が雪の表面を掃くように揺れていたと聞く。
そんな話をしても、静岡の人にとっては想像できる話しではないとのこと、旅行で行った白川村の雪が1mを超えていただけで驚いたそうだから、、、、
もう15年ほど前になるが、写真の竜爪山に連なるその奥に真富士山というのがあり標高は1,500m余の高さがある山に静岡の人と登ったが、その人も雪慣れしていなくてへっぴり腰で歩くものだから余計に足を取られて転び、自分の歩き方に感心すると言っていた。
しかし、それから遡ること10年ほど前東京に行った折やはり雪の降った後だったが人に踏み固められビル風で固く凍った道は今までに一番おっかない道だった。
東京ってのは地図で見るとかなり平らな都会だと思っていたのに実際に行ってみるとかなり凸凹していて、上り下りがある。
おまけに、お得意様のところに行くというので革靴で行って、、、、、、
だから、テレビで見て人が転ぶのを「ばかだな~ぁ」と笑う気がしなくなった。
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