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2022年2月28日 (月)

三保の松原 

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”小人閑居して不善をなす”ではないが、コロナ禍の中ですることがなくなると外に出たくなる。

特に気温が急に上がり春めいた穏やかな気候になると、「家の中に閉じこもっておれ」というのはむりというもの。

そこで、今日は久しぶり、、、約十年は行っていないのではないかという三保の松原に出かけてみた。

前は細い道をまがって駐車場に入れたが、観光バスは参道の松の木を痛めるということで手前に移し駐車場も変えたというので敬遠していたのだが、どうなったかを確かめる意味もあって出かけることにした。

行ってみると、自家用車の場合ほとんど同じ道で入ることができたが、駐車場は一変していた。

以前の駐車場の隣にかなり大きな敷地を作り駐車場を見て、よくぞこんな土地があったものだと驚いた。

松原の中では松の養生とかで通路を制限して海岸に出るようにされていたが、二代目の羽衣松があった場所は跡形もなく撤去されており、このあたりだったはずだが、と、、、、

波も穏やかな海岸まで出てみると、団体客がいないせいか30人ほどの人がいるだけ、、、、

富士山と松原、海が見える場所まで行くと人気は全然なく靄でかすんだ裾は空と一体化し白い嶺が宙に浮かんで見える。

ここに座って眺めていると緩やかな波が小砂利を動かす音が子守歌にもなって瞼が重くなってしまう。

 

 

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2022年2月27日 (日)

どうかな~

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薩埵峠から寒桜越しに見た富士山。

桜は春の花とばかり思っていたが、種類がたくさんあり年中どの種類化を見られるそうだ。

正月からこっちを見ても、冬桜 寒桜 緋寒桜 土肥桜 そして今咲き出したのが河津桜でだんだんと花びらが大きくなりにぎやかになっていく。

真打はソメイヨシノであるが、そのあとには御衣黄やマメザクラが咲きだすと春も真っただ中になるが、そのころまでにコロナが収まってくれればこんころもちも晴れやかになるんだが、、、、、どうかな~

 

本来なら、昨日あたり長野の義弟の調子が思わしくないため見舞い方々米を仕入れるつもりでいたが「長野県では蔓延防止のため住民に出歩かないでください」と放送などで幾度も注意されているのでしばらく延期してくれと電話がかかってきたという。

首都圏や愛知県に比べれば10万人当たりの感染者数がぐっと少ないはずだが、高齢者を多く抱える市町村では切迫感が強いのだろう。

幸い宿の手配もしていなかったし、土産にと思っていた”はるみ”というミカンもしばらく冷暗所に置けば何とかなりそうなので蔓延防止の期間がすんだ三月六日以降に持っていくことにした。

その時点で延期されていれば、玄関先に置いて面会もしないことにしようなんてことも考えているが、、、

 

     さて どうかな~

 

 

 

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2022年2月26日 (土)

意地悪爺さん

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咲かせて咲かせて 桃色吐息 

とか、桃色は物事をやわらかくしてくれる効果があるのか。

 

今日の気温は、20度近くまで上がっていたようで、つなぎの作業服で耕運機をつかって畠に入ったが、小一時間で下着は汗まみれになった。

春一番の土ごしらえなので耕運機をゆっくりと進め深堀をする、とその音を聞いてムクドリが十羽ほどとモズが一羽、観客よろしく集まり掘り起こした土を見ながら、人間の手が届かない場所に舞い降りてごちそう探し。

モズは、高みからめざとく虫を見つけると一直線に舞い降り咥えて元の位置に戻る。

一応みな満足したのか引き上げると、今度はジョウビタキが、、、、、、

昨年末以来鍬込んだ落ち葉や野菜くずもかなり分解していてかき回すたび土が柔らかくなる。

鳥たちから見れば、大判小判が出てくるより、汚いものばかりが”ざっくざっくざくざく”とでてくる意地悪爺さんの方がうれしいに違いないと思っているだろう。

 

 

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2022年2月24日 (木)

花に囲まれて

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五分咲き程度だと思うが、紅梅に囲まれて狛犬が喜んでいるように見える。

梅の花は開花期間が比較的長く、古来日本人から好かれてきたが、近世になってソメイヨシノの華やかさに王座を奪われてしまった感がある。

ともあれ、濃い桃色の花は艶やかさでは、ソメイヨシノを圧倒する色気がある。

 

ついに、ロシアがウクライナに侵攻を始めた模様である。

戦を始めるには自国民に向かって大義名分を説明する必要があるのだが、「もともとロシアとウクライナは同じ民族である」というものもあるようだ。

かってドイツがオーストリアを併合した時も同じ言葉を使ったようだが、この時も国際連盟に加入していた欧米各国は言葉で非難したものの手出しをすることなく第二次世界大戦に突き進んでいったが、今回はどうだろう。

第三次世界大戦ともなると、大量殺人兵器の桁が違うだけにその犠牲者の数もけた外れになりそうだ。

プーチンの昔の夢(旧ソ連)を実現するために犠牲になる人はたまったものではない。

新聞では、ウクライナの首都に攻め込んで現政権を崩壊させるのが目的だそうだが、プラハの春の時のように一時は占拠できても人の心までは抑え込めない。

そして、これを見過ごせば、中国も同じことを始めそうだが、国連の安保理はこうした際には何の力もないことが分かった。

 

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2022年2月22日 (火)

にゃんにゃんにゃん

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にゃんにゃんにゃんと2がつく数字が重なることから、2,022年2月22日の今日は猫の日だということでテレビ各局は猫特集の映像を流していた。

我が家でも娘がもらってきた犬と猫を別々に飼っていた時期があったが、手間のかからない猫の方が自分の性に合っていたような気がする。

犬も猫も以前のように、餌だけやってあとは放っりぱなしのころとちがい、衛生や環境が良くなったようで長生きをするようになったため、飼い主が先になくなるようなことの無いよう高齢者は飼わないよういわれている。

しかし、話し相手もなくした年寄りには連れ添ってくれるペットがいるだけで心安らぐという効果もあるといわれると「飼うな」というのも酷な気する。

そういいながら、我が家での生き物はここ40年近くいたことがないのだが、、、、、、

 

オミクロン株の流行も頭打ちになったと判断したようで、「流感と変わらない扱いにせよ」という圧力が経済界から起きているようで政府もそちらの方に傾きつつあるように感じられる。

しかし、静岡の現状を見るに特別養護老人ホームでクラスターがいくつも発生し、毎日のように亡くなる人の報告がある。

亡くなる人はそのほとんどが基礎疾患を持っているというが、年を取ればこれも仕方のないことであろう。

全国的には毎日200人前後が亡くなっているそうだが、これって老人を減らすための方策ではないのかっていう気がするのは自分もその部類の一人だからだろうか。

 

 

 

 

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2022年2月21日 (月)

江間の小四郎

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写真は飛騨市神岡の神岡城。

小さな町の大企業だった三井金属神岡鉱山が100周年だったかの記念に建てて町に寄付したものだった。

この場所にはもともと沖野城というものがあったようだが、ここを治めていた江間氏の出城であり、こんなに立派なものだったかどうかはわかっていない。

先日NHKの大河ドラマを見ていて驚いたのは、鎌倉幕府の執権になった北条義時の名前が江間の小四郎義時だったことであった。

というのも、この城の主になった江間氏の初代が江間の小四郎輝経だと聞いていたからだった。

聞いた話では平経盛の子、輝経が北条時政に育てられたことになっているが、義時の親が同じ名前を子供と育て子に同じ名前を付けるはずがないと思う。

神岡の江間氏は紋所を三鱗にしているが、この紋所も北条家の紋所と一緒なのだが、系図も紋所も箔付けだったのではなかっただろうか。

 

今日は、北陸から北日本にかけて爆弾低気圧とかで風が吹き荒れ道も何もわからなくなる気象で自動車事故が多発しているそうだ。

こんな日に自動車を出すというのはよほどの事情があってのこと思うが、、、、、

その余波は、静岡でも影響があり、国道一号の高架を走行中風にあおられてホロ付きのトラックが横揺れしていたので、スピードを落として間隔をあけて帰ってきた。

 

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2022年2月20日 (日)

工期に間に合わせようと

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三月三日、桃の節句を前にして桃の花のつぼみも膨らんでその日までに花を咲かせようと準備に励んでいる。

この様子を見ていると、何とか工期に間に合わせようと徹夜作業までしたむかしの工事現場での苦労がよみがえってきた。

三月三日までにはあと二週間、春までにはもう一回寒波が襲ってくると天気予報の人が言っていたが、昨夜の雨はどちらかというと、花にとっては恵みの雨だったかもしれない。

その雨が上がって、日差しがほっこりと当たってきたため清水の山奥、西里まで出かけてみた。

 

北京でのオリンピックもようやく今日でおしまい。

いろいろと問題が露呈した大会ではあったが、日本人の活躍は予想通りだったのだろうか。

自分の目から見て、いつも通り「獲らぬ狸の皮算用」が多かったような気がしてしまった。

日本人特有の選手に対する過剰な期待で選手自身を委縮させて、失敗した選手が泣かせてしまう場面も多々あったのではなかったろうか。

 

この大会でスキー競技の会場が”張家口”だということを大会中に聞いておどろいた。

この土地は、盧溝橋事件で中国軍から攻撃を受けたとして日中戦争がはじまった後、さらに拡大した時日本軍がここに進出して中華民国軍とたたかった土地であった。

このとき守るに安く攻めるにむつかしい土地柄で日本軍がかなり苦戦した場所だとだけ聞いていたが、どんなところなのかは想像もできなかった。

張家口といっても、ジャンプ台付近とスキーの距離レースと滑降が行われた付近しか写されないので全体を見たわけではないが、攻め込むにはかなりむつかしい場所であることがよく分かった。

 

ウクライナに隣接する場所でロシアの軍隊が集結して演習を行い、欧米諸国が警告を発している。

ウクライナ東部では、この緊張がさらに進み自動車爆弾のだったか破壊された自動車の映像があり、互いに相手が仕掛けたと発表している。

プーチン大統領の決断次第でウクライナに攻め込むそうだが、大義名分づくりに相手が攻撃したということを理由にあげそうだ。

日中戦争の口火になった盧溝橋事件、ポーランドに攻め込んだヒットラーのやり方を、むかしのソ連を懐かしがるプーチンが気を見ているように思うのだが、、、、、、

 

 

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2022年2月18日 (金)

柳にうっすらと

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麻機から望んだ北の方角に新東名の高架がが見える。

そして、手前の高架は新東名のインターに通じる取付け道路である。

写真では平行に走っているかのように見えるが、取り付け道路はおおきく右のカーブを取ってトンネルをくぐった先にあり、自動車で5分とはかからない距離にある。

先日の雨に誘われたのか、手前の柳の木の先端がわずかながら若緑に染まりだしたのが春の兆しと見えて、寒い風の中でも温かみを感じてしまった。

それにしても、今年は例年より少し遅めの春になるようだ。

 

一月十七日から郵貯までもが硬貨の出し入れに使用料を取るようになって、硬貨をたくさん扱う神社や小売店などが困っているそうだ。

日銀の低金利が長く続いている中で、金融業は採算を合わすためとしているが、流れをキャッシュレスに持っていきたいための方策ともとられかねない動きである。

しかし、神社のお賽銭に紙幣を放り込むほど個人的には儲かっていない人も多く、静岡で見る限り地方銀行や信用金庫などは儲けているように見られる。

「笑ってにこにこ現金払い」がモットーの自分としては、なるべく小銭をためないようにしているので、当分というか生きている限りこの方法を続けたいと思っている。

 

 

 

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2022年2月17日 (木)

杉花粉

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安倍川両岸の杉林が濃い緑から茶色に変化していた。

杉の花がもうすぐ花粉を飛び交わせる時期が来たようだ。

花粉の飛散が最盛期になると戦後植林した杉の木が多い安倍川筋もかなりの量が舞い散るようで、まだ花粉症になっていないと自負する自分も目がシバシバとするときもあり、目薬が欲しくなる。

この花粉の被害はいつまで続くのだろうか。花粉症に良い薬が出てくるか、杉の木を伐採してしまうしかないようだが、ながらく価格低迷で手入れを怠った杉の木は木材としては価値がないため放ったらかし状態になっており被害をなくすには効果がないと思う。

 

北京のオリンピックもまだ半ばを少し過ぎたようだが、いろいろと問題がでておりテレビでは大騒ぎをして盛り上げを図っているが、自分の周りではスキャンダルにしか興味がない人が多い。

オリンピックは政治と関係なくといいながら、中国国内の強権政治を非難して各国首脳は行かないでいる中、プーチンロシア大統領が一番の大物として乗り込んだ。

しかし、そのロシアは国ぐるみのドーピング問題から国として東京にもこれなかったし今回の北京大会にも参加できずにいる。

そんな中で「ドーピングと関係ない」とされて参加できた選手でさえ薬物疑惑が取りざたされ、試合結果が出たにもかかわらず表彰式が行われないという前代未聞(?)の出来事が発生している。

戦前のベルリンオリンピックの時あたりからオリンピックで自国の旗を揚げることで国威発揚を目指してきた考えはいまだに受け継がれているようで、選手の将来を犠牲にしても国旗を揚げるという考えは独裁国家では特に強い。

 

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2022年2月15日 (火)

今日このごろ

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一時パラパラっという感じで車のフロントガラスに雨粒が当たったが、夕方になって青空が広がってきた。

それを見て散歩に出かけてみたが遠景に真白の富士、日陰になった農道で二人の男衆がたたずんでいるを見かけ、絵になると思いシャッターを切った。

どんな関係だったのか、後姿を見ながら通り過ぎたのだが、多分親子ではないかと想像してしまった。

 

自分の親は、当時としては普通だったかもしれないが64歳で亡くなり、当時26歳の自分はまだ反抗期というか親父の生活態度が許せなかった。

そんな関係なので、ほとんど話をすることもなく一方的に文句を言うだけに終始したような気がする。

亡くなってから、あれも聞いておけばよかった、これは、、、、なんてこともあったが、21歳ころから自分のところへ自分の兄弟だが小中学校の子供二人を連れて転がり込んできたという感覚から余裕をなくしてしまっていたのではなかったろうか。

あれから50年以上、、、むかしのことながら、何にも話さなくてもよい縁側で並んで座っていてたらなぁ、、、

     なんて思う今日この頃

 

 

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2022年2月13日 (日)

ケリッ ケリッ

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まだ恋も始まっていないのか、ケリが稲の切り株の多い田んぼの真ん中でたたずんでいた。

代掻きが始まるとあちこちで巣を作り抱卵をしているが、孵化するとすぐに巣を捨ててひなを連れて歩くのは、田植えまでのんびりと子育てしている時間がないからかもしれない。

もっとも雛もすぐに歩ける状態に素早く成長する力があるからこういう場所を枝ぶのだろう。

しかし、この時期のケリはかなり狂暴になる。

あらゆる敵からひなを守るため自分の倍はあろうと思われるカラスなどにも特有の甲高い声を立て突っかかって行くし人間にさえ近所のケリを呼び集めて上空から威嚇する。

その鳴き声は、ケリッケリッと名前の由来になった声で威圧してくるが、なんだか鎌倉時代までの武士が「やあやあ 我こそは田んぼの住人ケリなるぞ!」と名乗りを挙げて戦いに挑むかのようで、、、、、

 

今日は苗字布告の日だという。

今でこそ当たり前だが、江戸時代まで武士以外は許可がなければ姓を名乗ることができなかった。

しかし、明治八年というから150年ほど前にすべての人が姓を名乗るよう義務付けられた。

義務付けられた方ではびっくりしたようで、自分で決められない人は近所の物知りやお寺の坊さんなどに依頼したようで、てんやわんやの末決まったそうだ。

自分の家は、集落の方角だったか家の前を流れる谷川の名前で付けられたようだが、この町では特別変な苗字はなく小さな町ながら九軒ほどあった。

しかし、静岡に来てこの姓がほんのわずかしかなく、人口が20倍もある静岡市の電話帳には八軒しか載っていなかったことにびっくりした。

代わりに驚いたのは、苗字の種類が偏っていることであった。

杉山を筆頭に望月、青島、増田、内山などの苗字の多いこと、、、、30人くらいの会社に行ってみるとこの姓を持つ人が必ず何人かいる。

自分の友達も杉山姓を名乗っていたが、病院で名前を呼ばれると必ずと言っていいくらい立ち上がる人がいて、電話帳にも同姓同名が5人もいるし、同じ読み方になると20人近くになると言っていた。

東海道の沿線にいながらこんなに苗字が固まっているのはどういうことだろうか。

だいたい苗字をつけるとき「隣がこの姓ならおらんとこも、、」なんておもったのか、それとも面倒くさいとばかりに坊さんが一括して決めたのか、、、、、

住みよいところなので、ほかの県(土地)に行くことがなかったためか、、、、、

とにかく、先に書いた姓は繁華街で石を投げればそのうちの一つに必ず当たると聞いた。

 

そういえば、富山県に一村全部が「佐伯」姓を名乗っている集落があったが、これは立山信仰との関わり合いからだそうだ。

 

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2022年2月12日 (土)

積み重ねか

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こどものころヒヨドリという鳥は見たことがなかった。

源義経が鵯越の逆落としで平家の陣に奇襲攻撃をかけ大勝利をきしたという言葉からしか想像できない鳥だった。

今日、しばらくぶりで裏の畠に行ってみるとブロッコリーをはじめキャベツ、チンゲン菜がそれはそれは哀れな姿になっており、五~六羽のヒヨドリが警戒の声を上げて飛び出してきた。

ヒヨドリも食べ物不足の時期かもしれないが、その荒らし方は尋常ではない。

本当に憎らしい鳥ではあるが、最近の動物愛護のもと野生動物に危害を加えると警察沙汰になるというので、野菜の上に網を張るだけで帰ってきたが、増えすぎて害をなすヒヨドリはカラス、ムクドリなどとともに害獣指定してほしいものである。

 

スノーボードという競技を見ているとよくあんなに曲芸みたいにくるくると回りながら着地できるものと感心してしまう。

平野歩選手が念願の金メダルを取ったが、日本特有のプレッシャーをかけられながらよくぞ実力を発揮できたものとこれまた感心しきり、、、、

そして、さらにインタビューの受け答えもしっかりしていて、「最近の若い者は、、」という言葉は、、、

それにしても、バンクーバーのオリンピックだったかで国母何某という選手が半尻状態のユニホームを咎められた際の記者会見で「反省してまーす」と言ったあと、さらに「ちっ!」と舌うちした時と同じような髪形だったので、もっと若者言葉が出てくるのかなと想像していただけに、これまた、、、、、、

あのころのスケボーは草創期だったけれど年数が成熟させたのかなぁ、なんておもってしまった。

 

先ほどのテレビで将棋の藤井四冠がさらに王将を加えて五冠になり十代の五冠はは初めてだと報じていた。

そのインタビューはこれまた落ち着いたものであったが、長い歴史がこういう応対の仕方をさせているのだろうと妙なところで納得してしまった。

 

 

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2022年2月11日 (金)

顔見世興行

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昨日降った雪は静岡を取り残したような感じだったが、それでも1,080mの標高を持つ竜爪山をほんの少し白くし、三度降れば春が来ると言われている言い伝えをあと一回にした。

そして、一昨日まで強い風で雪を吹き飛ばされ黒い地肌の多かった富士山も遠くから見てもすぐにわかるほどの厚化粧を雲というう幔幕を引き払ってすまし顔で顔見世興行を行っていた。

 

人間というものは、変化に順応する能力が極めて高いようで、この頃では毎日数万人の感染者が出ても、毎日100人を超える死者が出ても驚かなくなった。

昨年春、志村けんが亡くなった時の衝撃はどこへ行ったのやら、、、、

今回のオミクロン株は、ワクチンを三回摂取しても観戦する人がいるのだから、自分も安心はしていられないのだがどこかで「大丈夫」という声が聞こえてくる。

人類はこれまでチフス、コレラ、天然痘、インフルエンザなどのほかいくつものパンデミックという病気が発生してきたのだが、今自分がここにいるというのは、先祖がこれらの病気をすり抜けてきたことによる。

もうこの歳になると、子孫を作ることもないので、、、、、、だが。

 

 

 

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2022年2月10日 (木)

ひさかたぶり

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久しぶりの雨に山々から霧立ちのぼり薄くかすんでいる。

日本の南岸沿いに低気圧が通るため、北からの寒気を引き込んでいるとかで、東日本は雨や雪にまみれているようだ。

これも春の前触れの気象で、毎年のように春先は雪が降る。しかし、雪を楽しみにしている鈴岡県では御殿場や川根、遠州北以外では降らない模様で、、、、、

ともあれ、この雨が済んだら、畠の白菜やキャベツ、大根を始末しないと、薹がたち始めるに違いない。

大量の野菜の始末、引き取り手を探さなきゃもったいないことになりかねない。

 

このところ、石油生産国間で増産をする気配がないため世界的に石油が高騰している。

かてて加えて最近の円安は価格の上昇をさらに拡大している。

そこで政府は何を間違えてか、石油元売り会社に補助金を出して価格引き下げを狙ったが、その効果は全然ないようで、価格の高騰は収まるどころかさらに上昇していると新聞に載っていた。

寒い冬場に灯油販売店に行けない老人所帯は、小さなタンクローリーで小売りしている車を呼び止めているが配達料を上乗せされて高い買い物をしている。

こういう実態は政府のお偉方には念頭にも無いようで、さらに元売りを潤おそうとしているかのような背策を検討しているようだが、、、、、、、、

 

 

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2022年2月 9日 (水)

ちらほらと

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河津さくらがちらほらと咲き出した。

本家河津町の桜まつりは始まっているそうだが、まだ新聞にはどんな状況かの報道はない。

ソメイヨシノにくらべれば幾分ピンクの度合いが強いものの、緋寒桜や冬桜に比べれば花の大きさや色合いは春が来たという感じを強くさせる。

 

コロナ禍の中、外食はなかなかしづらいものがあるが、あまり内にこもっているのも何なんだし連れを散歩に引っ張り出した後大衆食堂に寄ってみた。

おもにラーメンを主にしたチェン店だったが、結構人が入っていてみんな同様なんだなと思ってしまった。

注文の後、食事が出てくるまでマスクはしたままでいたが、そうなると話しもしづらいし手持ちぶたさに先客の食事風景を見るともなしに目が行くと、若い夫婦の握り箸を見てしまい「ここにもいた」と思い幻滅を感じてしまった。

最近、ユーチューブなんかで見ると外人が結構正常な箸の使い方しているのに、日本人で箸の使い方がなっていない人を見かけることが多い。

自慢するわけではない、ごく当たり前の箸の持ち方は親指と人差し指そして中指の三本で鉛筆を持つようにつまみ、もう一本は親指の付け根から薬指にかけて固定して使うものだが、誰に教えてもらったという覚えはない。

「箸の上げ下ろしにもうるさい」とはむかし、姑が憎い嫁に些細な事にも文句をつけたことから言われて言葉だが、日本には食事中の箸の使い方にもいろいろと見苦しいと注文を付けた。

映画なんかでよくやる茶碗を口に当て搔き込んでた食べる搔き込み箸をはじめ寄せ箸、指箸、叩き箸、突っ立て箸 等々何十種類もあるがそのすべてを知っているかと言われると自信がないが、それぞれ意味あってのことでお向かいさんを不快にしてはいけないということから始まって言っている。

 

しかしこの調子ではいずれの日にか外人さんに笑われる時代が来そうである。

 

 

 

 

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2022年2月 8日 (火)

寒紅は

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寒紅は 無常の風に 誘われて

      つぼみし花の 今ぞ散りゆく

 

  常盤木と 思うていたに 落ち葉かな

 

いまから250年ほど前飛騨で大原騒動という百姓一揆があり、その頭取の一人として囚われていた本郷村善九郎という若い青年が処刑された。

その4日前に、家族のもとに手紙とともに届けられた辞世の句である。

徳川時代は平和で過ごしやすかったという人もいるが、どちらかというと幕藩体制の中人々の要求には耳を貸さず、強権的に抑え込む今の中国のような社会であった。

とくに飛騨は”下下の国”と言われるほど鳴り物の少ない土地柄の上、冬になると雪に覆われて食べるものが極端になくなるところで生活は厳しいものがあって飢饉で一村全滅などの被害も何度か出ている。

そんな中、よく観光テレビに出てくる高山の陣屋にいた幕府の代官大原彦四郎というものが、自分の出世をもくろんでさらに年貢の増加を図ったことが原因で、二度の百姓一揆をおこされている。

このいきさつは飛騨では長く語り継がれている。

とくに、本郷村善九郎は処刑されたのが18歳とかと言われているが、この歳で一揆の頭取になるということがずっと不思議であった。

ひょっとして、ずるい大人にまつり挙げられたのじゃないかと、、、、、、、

 

江戸時代を通じて百姓一揆はあちこちで発生しているが、物なりの豊かな静岡ではそんなことがないと思っていたら、先日静岡の新聞に田中藩の厳しい取り立てに増田五郎衛門という人が強訴をして処刑された。という記事があった。

ただ冬でも何かしら食べるものがある静岡では飢饉で餓死したことはないと思っているが、、、、

     ひょっとして

 

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2022年2月 7日 (月)

梅の花

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山の畑の一段上に大きな梅の木があり白く雪が積もったような状態になっていた。

梅の花というのは、枝先にポツンポツンと花を咲かせるのが情調があっていいなんて感覚からいうと、この花は毎年のことながら咲きすぎている。

もともとの所有者はいたのだが、高齢のため耕作放棄地というか近くの畑の持ち主に「好きなようにして」と委託したのだが、誰も構わなくなって10年ほどにもなると荒れ果てて藪に戻ってしまった場所にある。

梅の木にしては大きい方だがこうなってしまうと花を愛でる人もいなくなったかわいそうな木である。

菅原道真は「東風吹かば 匂い起こせよ梅の花 あるじなしとて はるな忘れそ」とうたったそうだが、今日の冷たい風に乗せて持ち主に香りを届けている、、、、とは思えないが。

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2022年2月 6日 (日)

寒木瓜

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曽田はすっきりと晴れ上がってはいたが風の強い一日だった。

そんな風をものともしないようにボケの花が真っ赤な花びらを揺れる枝先で涼しげに揺らしていた。

ボケは木の実が瓜に似ていることから、漢字で「木瓜」と書くが、この読み方を”モックワ”と読んだことからモッカとなり、耳がボッケと聞こえたそうで今ではこんな名前になったそうだ。

そして、本来の花盛りは四月になるのだが、今の時期に咲く花を”寒木瓜”というのだが、なんだか高級な花になったような気がしてくるから不思議である。

 

今日は日曜なのでコロナ感染者の数が本来なら少なくなる日であるが、全国で8万9千人をこえ、亡くなった人も68人だったそうだ。

静岡も昨日あたりは2,000人越えしたなか今日は1,465人と少なくなったような数字であるが前の波に比べると大ごとである。

オミクロン株は重症化しないなんて軽く考え経団連なども経済重点を呼び掛けているが、死者68人はこれからもっと増えてくるだろうし、その一人一人には家族もいて見舞いもできない状態であることをもっと重く寒げなければならない。

あれだけ問題視されていたがテレビはオリンピック一色で、オミクロン株はこっちに置いといてみたいに関心をそらしている。

 

さて、おととい打ち終わった3回目のワクチンであるが、3回ともファイザー社製だった。

一回目は触ると注射箇所が五日ほどかすかに痛かったが2回目水でも打たれたかのように翌日から何の障害も見られず呆気に取られるほどだった。

で、3回目は?? 今のところ一回目によく似た症状で藤生はないが注射箇所は抑えると鈍い痛みが残っている。

ということで、あとは昨日書いた賞味期限がどう出るかだ。

まさか、クソッ ボケ カス   とならないだろうに

 

 

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2022年2月 4日 (金)

使用期限

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午前10時の気温は10度だった、そして、テレビは最高気温が13度まで上がったと言っていた。

春は名のみの風の寒さよ、、、って歌があるくらい立春とはいえこのころの気温は全国的に低い中、この気温はなんだか申し訳な気持ちにさせてくれる。

昨日撒いた豆を拾い集めて食べている。

撒いたといっても、市販の袋入りの豆なので袋を拾っているという方が本当なんだけれど、、、試食して買ったわけではないのであまり美味くはない。

子供のころ、節分の夕方になると父親が鍋に大豆を入れ、ストーブの上でころころと焼いたあと、豆まき用の豆を取った後砂糖をまぶしてカラメル状になるまで炒ってくれたものは極上のもので、いまだにあれ以上の入り豆を食べたことがない。

節分といえば、豆まきをした後の残りを、歳の数だけ食べてからカラメルを絡めた豆を食べるのだが、小さな弟たちは後で食べる豆よりも歳の数が少ないことに文句を言っていた。

この調子で続ければ、今では80数個食べなければならないのだが、片手では無理だろうか、、、

 

今日は、コロナの三回目のワクチンを注射した。

一昨日接種券が届いたので、パソコンで調べたらかかりつけ医に一人分残っていたので、それにはめ込んで今日の接種になった。

接種後渡された紙には、「今日打ったワクチンの使用期限は1月31日であるが厚生省の方で有効期限は先延ばしにしたので効果は変わりません」とかいてあった。

なんということだろう。あれほど早くやれと言われていながらもたもたと時間をつぶして在庫を隠して、それに答えず、いざ打ち終わってから使用期限が切れていたということは、、、、、、

食品の賞味期限切れの食べ物は平気で買ってくるし食べているが、薬品が期限切れになるまで放っておくとは怠慢も甚だしく、その尻拭いは使用期間の延長だとくる。

スーパーなどで勝手に賞味期限がを延長するとそれこそ大問題になるのではないだろうか。

 

 

 

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2022年2月 3日 (木)

お手植えのミカン

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傍に立つ立札を見て「久しぶりだね」って声をかけた。

藤枝の蓮華寺公園の片隅に家康公お手植えのミカンと書いてあって、その由来は駿府公園にある家康公お手植えのミカンから枝分けして藤枝の田中城に植えられていたものからさらに枝分けして値付けさせたもので駿府城のミカンの孫筋にあたると書いてあった。

しかし、見ようによっては同じ遺伝子を持つソメイヨシノや河津さくらと一緒なのでクローンということになるのではないだろうか。

ここしばらく、駿府公園にはいっていないのでお手植えミカンもご無沙汰していた。

直径5センチに満たないミカンは「ほんみかん」というそうで、香りは強いがかなり酸っぱいらしい。

江戸時代に紀伊国屋文左衛門が運んだミカンもこんなものだったのだろうか。

家康と文左衛門の間で改良されたのだろうか。

 

今朝ほどの新聞を見ていたら、男の平均寿命は79.55歳で健康寿命は70.42歳だとあった。

健康寿命というのは自立して生活できる歳だということなので畑仕事や急な階段を歩き、ハッサク採りに木に上れる自分はなんとありがたいことげ出来ているのかと先祖に感謝した。

このさき、何年この状態が続けられるのか、厚生労働省の統計によると80歳の平均余命は8年半、動けなると介護費用が月々7万8千円で一時的費用が69万円かかるからお金を作っておきましょう。とあった。

人間最後までお金だそうで、、、、、、、こんなページを見ていたら嫌になってしまった。

 

 

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2022年2月 2日 (水)

五黄の寅

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昨日が旧暦の正月であり、十干十二支でいう寅年になる。

そして今年は五黄土星の寅年になることから一般に”五黄の寅”いわれ、金運に恵まれた年だというが、諸物価値上がりの上年金が下がっていく現在、金運は程遠い存在になりそうに思えるのだが、、、、

一発逆転の宝くじなどに、、、と思ってもみんなの金運が良くなるはずもない。

 

静岡に来た時の会社の社長が大正三年生まれの五黄の寅をよく口癖にしていた。

五黄の寅生まれは男性より女性の方に特徴が表れるとかで、その社長も富士子さんといったがこれまた口癖だったのが「富士山の見えるところに育った女はみんなブスだよ!」っていうのもあった。

この二つを併せ持った富士子さんは自分が行った時には旦那さんを亡くして10年ほどたっていたが、その時より格段に会社を大きくしており、「五黄の寅の女は夫の寿命を縮めたり、出戻る」顕現していた。

このほか、強運の持ち主であるため自分の信念を持っていて、度胸や人望がある一方独善的になりがちであるという。

これらがすべて当てはまる肝っ玉母さん的存在であったが、それゆえに自分とはよく衝突した。

もう亡くなって10年余たつが自分の人生に活を与えてくれた存在でもあり、いまは懐かしく思い出される人でもある。

 

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