三保の松原
”小人閑居して不善をなす”ではないが、コロナ禍の中ですることがなくなると外に出たくなる。
特に気温が急に上がり春めいた穏やかな気候になると、「家の中に閉じこもっておれ」というのはむりというもの。
そこで、今日は久しぶり、、、約十年は行っていないのではないかという三保の松原に出かけてみた。
前は細い道をまがって駐車場に入れたが、観光バスは参道の松の木を痛めるということで手前に移し駐車場も変えたというので敬遠していたのだが、どうなったかを確かめる意味もあって出かけることにした。
行ってみると、自家用車の場合ほとんど同じ道で入ることができたが、駐車場は一変していた。
以前の駐車場の隣にかなり大きな敷地を作り駐車場を見て、よくぞこんな土地があったものだと驚いた。
松原の中では松の養生とかで通路を制限して海岸に出るようにされていたが、二代目の羽衣松があった場所は跡形もなく撤去されており、このあたりだったはずだが、と、、、、
波も穏やかな海岸まで出てみると、団体客がいないせいか30人ほどの人がいるだけ、、、、
富士山と松原、海が見える場所まで行くと人気は全然なく靄でかすんだ裾は空と一体化し白い嶺が宙に浮かんで見える。
ここに座って眺めていると緩やかな波が小砂利を動かす音が子守歌にもなって瞼が重くなってしまう。
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