ちらほらと
河津さくらがちらほらと咲き出した。
本家河津町の桜まつりは始まっているそうだが、まだ新聞にはどんな状況かの報道はない。
ソメイヨシノにくらべれば幾分ピンクの度合いが強いものの、緋寒桜や冬桜に比べれば花の大きさや色合いは春が来たという感じを強くさせる。
コロナ禍の中、外食はなかなかしづらいものがあるが、あまり内にこもっているのも何なんだし連れを散歩に引っ張り出した後大衆食堂に寄ってみた。
おもにラーメンを主にしたチェン店だったが、結構人が入っていてみんな同様なんだなと思ってしまった。
注文の後、食事が出てくるまでマスクはしたままでいたが、そうなると話しもしづらいし手持ちぶたさに先客の食事風景を見るともなしに目が行くと、若い夫婦の握り箸を見てしまい「ここにもいた」と思い幻滅を感じてしまった。
最近、ユーチューブなんかで見ると外人が結構正常な箸の使い方しているのに、日本人で箸の使い方がなっていない人を見かけることが多い。
自慢するわけではない、ごく当たり前の箸の持ち方は親指と人差し指そして中指の三本で鉛筆を持つようにつまみ、もう一本は親指の付け根から薬指にかけて固定して使うものだが、誰に教えてもらったという覚えはない。
「箸の上げ下ろしにもうるさい」とはむかし、姑が憎い嫁に些細な事にも文句をつけたことから言われて言葉だが、日本には食事中の箸の使い方にもいろいろと見苦しいと注文を付けた。
映画なんかでよくやる茶碗を口に当て搔き込んでた食べる搔き込み箸をはじめ寄せ箸、指箸、叩き箸、突っ立て箸 等々何十種類もあるがそのすべてを知っているかと言われると自信がないが、それぞれ意味あってのことでお向かいさんを不快にしてはいけないということから始まって言っている。
しかしこの調子ではいずれの日にか外人さんに笑われる時代が来そうである。
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