
今年も山の畠の上に白木蓮の花が一斉に開きだした。
例年より十日以上は遅れての開花だったが、毎年同じように花開く。
いつのころか誰かが植えたものだった。
そのころはこの山の上も人が集まり賑やかなものだったが、その人たちも年老いて、今ではやぶの中に埋もれようとしているが、最後をあがらうかのようにしてさきそめている。
年年歳歳 花相似たり
歳歳年年 人同じからず
今日は彼岸の中日、世間は墓参りに出かけているが足掛け三年自分は我が家の墓に行けていない。
”私のお墓の前で泣かないでください 千の風に乗って、、、”という歌があったが、ひょっとして春風に乗って親たちが帰ってきているのかも、、、、、
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