しぶとい
”土筆誰の子 杉菜の子”というが、まるで違った植物のように見える。
しかし、春を象徴する植物の一つでこれが出始めると気温も20度前後まで上がり、心地よい日々が続くようになる。
こんなに待ち焦がれる植物なのだが、いったんその根が畑に入ると絶やすのがこれほどむつかしい草もめづらしい。
ほんの少し根が残っているだけで、四~五か月すると一面に覆い茂ってしまう。
土筆は古い種類の草だけに、幾多の試練を潜り抜けてきたのはこの生命力にあるのかもしれない。
とにかく畠の雑草の中では、しぶといことこの上もない。
韓国の大統領選挙が僅差で決まった。
どちらの候補も、選挙前から脛に傷を持つといわれ、任期が終われば例によって逮捕裁判の洗礼を受けそうだ。
日本では野党保守系の候補が当選すれば、日韓関係に進展が見られそうだとしていたが、あまり急いではことを仕損じる可能性が大きい。
いずれにしろ僅差での当選は、アメリカがそうであったようにしこりが残る。
まずは国内融和に力を注いでほしいと思うのだが、ごまめの歯ぎしり同様何の効果もないことは分かっている。
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