寒の戻り
三寒四温というが、今日の寒さは雨が降ってきたこともあり体感温度は真冬に近いものがあった。
いわゆる”寒の戻り”というやつだが最近庭にやってこなくなっていたヒヨドリも庭の塀の陰に来て寒そうに震えていた(?)ように見えたのはこちらの思い込みというやつか、、、、
ともあれ、雨が降り出す前に自動車のスタッドレスタイヤをノーマルに履き替えて春支度をまた一段と進めた。
昨日の東北地震ではなくなった人に加えて最大の被害は東北新幹線に現れたそうで完全復旧には相当時間がかかりそうだとのこと、、、
国鉄からJRに代わるとき、東海道新幹線の地震対策工事に何度も行ったがその時言われたのは「レールが少しでも沈むと新幹線がジャンプするので注意するように」と言われたのを思い出した。
新幹線が地震の際カーブにかかっていれば、ジャンプが原因の脱線で大惨事が起こりかねないと思うと怖いものだななんて感じ、しばらくは新幹線に乗っても心配はしたものだった。
その後、東北地震の際に脱線事故の教訓から、レールの内側に添えのレールを抱き合わせて脱輪事故をしないように処置したと聞いた。
そして、昨日からのテレビでは打線して傾いたもののけが人もなく止まっている写真を「さすがは、、」と思っていたが、今日の事故調査委員会の話によると、地震の揺れが来る前に停車していたということが分かった。
今回は、止まっていたのに乗客はトランポリンのように跳ね上げられたとのことだった。
これは、地震が起きた時のP波を感知して止まるシステムが働いたことによる停車なので、これはこれで大した安全装置だったが、P波と大きく揺れるS波の間隔狭ければ脱線事故の可能性がまだまだ大きいことが示されたことになる。
またまた、安全神話を作るには早すぎる。
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