名前が似ていても
今年の冬は寒かったようで、花の咲く時期が例年より遅れている。
いつもだと、河津桜が咲くまえに緋寒桜は終わっていたように思うが、、、、、、
円錐形の花びらを下向きにさげ、密集して咲いている木を見つけた。
沖縄では桜の花見というとこの花のことだそうだが正月花だと聞いたこともあり、新年早々に咲くらしい。
緋寒桜のことを彼岸桜と混同するということで寒緋桜という人もいるというが、それは花の名をカタカナ表記するからであり、正しくは緋寒桜である。
美しい山 懐かしい川
追われ 追われて 果てしなき旅よ
道づれは涙 幸せはない
国のうちにも 国の外にも
故郷はどこ 父母はどこ
国は盗まれ 身寄りは殺され
さすらい流れて 行く先はない
国のうちにも 国の外にも
ウクライナから避難する人々を見て思い出した歌がある。
戦争が勃発するたびに生まれ故郷を追われてあてのない旅に出ざるを得ない人々がいつものように発生する。
この歌の題名は”流亡の民”といい、昭和22年の映画の主題歌だそうだが、自分たちが若いころは”歌声喫茶”
が盛んだったころおぼえた歌だった。
同じような名前で”流浪の民”というのがあり、こちらは有名なシユーマン(?)の曲であり学校の合唱曲などで歌われたこともある名曲で旋律も素晴らしく劇的な歌であるが、日本語で歌っても何を言っているのか歌詞がわからない歌である。
流亡にしろ流浪にしろ自分の意志でさ迷い歩くのではないからつらい悲しい歌であるが、、、、、、
むかしの栄光を再びということしか頭にない権力者、プーチン達にはは自分の面子や意地でこれらの人々をつくり出していることが分からないのだろう。
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