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2022年4月30日 (土)

ネギ坊主

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もうすこし、もう少しと太るのを待っていたらひと畝すべてのネギがネギ坊主をつけてしまい食べられなくなってしまった。

このまま放っておいて新芽が出てくるのを待つか、根こそぎ抜いてほかのものを植えるか、、、、それが問題だ。

 

しばらくぶりにウクライナ戦争のユーチューブを見たがかなりフエィクニュースやプロパガンダと見える映像が多くて何が何だか分からなくなってきた。

こちらで見る限りウクライナ側からの映像が多くロシアの飛行機やヘリコプターが無数撃ち落されているやに見えるが、もしその通りならロシア軍が領土から駆逐されてしかるべきだが、なかなかそうはならない。

ただ、あちこちに転がる焼けただれた戦車は欧米でも驚かされているようだが、こんなに簡単に装甲の厚い戦車が壊れるものだろうか。

先の大戦で破壊された日本の戦車を富士宮で見たが、元戦車兵だった司馬遼太郎が言うように装甲の薄い日本の戦車は”走る棺桶”と言われてように簡単に破壊されていた。

それと同じような光景がウクライナであるとすれば、ロシアの戦車乗りは戦線に出たくないだろうと察する

いずれにしろ、戦争は悲惨なものである。

ロシアは将官クラスにも戦死者が沢山出ているようだが、両軍ともその大多数は最下級の兵士であることには間違いない。

他国に攻め込むよう指示したプーチンだけは身の安全が保障されているやに見えるが、、、、、

 

帝政ロシアの最後に、皇帝お気に入りとして知られた怪僧ラスプーチンという人がいたが、今のプーチンとは関係ないか。

ロシアの僧だからネギ坊主のような頭ではなかったと思うのだが、、、、、、、

 

 

 

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2022年4月29日 (金)

リンゴの花ほころび

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ロシア”民謡”だと思うが”カチューシャ”という歌の出だしに、

#リンゴの花ほころび 川面にかすみたち 

       君なき里にも 春は忍び寄りぬ

と日本語に訳されよく歌われていたが、いま長野県のリンゴ産地はその花でいっぱいである。

連れのいとこの家もこれからリンゴの花摘みで忙しくなることであろう。

冒頭にロシア民謡かもしれないと書いたのは、インタネットでカチューシャを見ると軍服姿で歌っているのが多く、多連装ロケットにもこの名の兵器があるので軍歌なのかもしれないと思ってもいる。

いずれにしろ、歌声運動などで一世風靡したロシアの歌も、歌と政治は別物と言ってもイメージダウンの感がある。

 

テレビは今日から「三年ぶりに行動制限のないGW」だといい、さっそく空港や高速道路の人出を放送していた。

国内でも旅行客を呼ぼうとばかり、地域割引などと称して宿代などに補助を出していて、静岡県でも近隣の県からの観光客を含めて補助金をだしている。

一昨日長野で泊まったが、この県でも長野県民をはじめ新潟、群馬、埼玉、山梨県からの人にも補助を出していた。

しかし、残念なことに隣り合う県でありながら愛知、岐阜、静岡は適用外ということで補助の対象外になっていて、なんだか損をしたような気分で宿泊をした。

長野県県歌の出だしは、信濃の国は十州に、、、と言いながら、、、、、、、である。

 

 

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2022年4月28日 (木)

白樺 青空 南風

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# 白樺 青空 南風、、、、

 

北国の春の出だしで有名なこの歌詞は作詞家のいではくは出身地の長野県南牧村をイメージして作ったといわれ、作曲家の遠藤実は新潟県をイメージしたそうで、一般的に言われる北国とは少し違うような気がする。

ともあれ、真っ白な幹を持つ白樺も芽吹き始めて北国の春も本格的になってきた。

 

いま入院中の義弟を見舞いに総合病院に行ったが、義妹からは面会も出来ないし、食べ物などの差し入れも病院側から拒否されると聴いていたのだが、大好物だったイチゴを持って面会を申し込んでみた。

そして、患者のいる階のナースセンターに行き、応対に出てきた看護師に「食べ物はダメと聞きましたのでスタッフで食べてみてください」と渡し、「でもできれば彼の大好物なので一粒でも二粒でも食べさせてもらえないでしょうか」と頼んだ。

すると、「これから透析の支度しますのでそのついでにこちらに連れてきます」とのこと、、、、

間もなく義妹や息子が出来なかった患者がナースコール前まで来たのだが、三メートルほどのところからこちらには来れないものの五分ほど話しができ望外の喜びに浸った。

その後の電話で、「たった一粒だけだったが食べることができた」と知らせてきたそうだ。

しかし、本人は4ケースが入った箱を見ていたのでそれが自分のところに来るものと錯覚していたようで、診察にきた医師に「残りのイチゴはどうなった?」と聞いたそうだ。

糖尿病も併発していて朝夕血糖値の検査を受けているため、食事制限は厳しいものらしいが、ほかにすることもなく退屈していると口寂しいものがあり美味しいものを食べる機会もないのでつい意地汚くなった結果なんだろうが、連れは「子供みたいなこと言って」と笑っていた。

空気と水はただみたいな環境にいるとその大切さがわらなくなるように、普段食べているものが食べられなくなるとその貴重さにようやく気付かされるようだ。

自分もその時期がいずれ近いのかもしれないと思うと、、、、、、、、

 

 

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2022年4月24日 (日)

三日の晴れ間なし

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"春に三日の晴れ間なし”とはよく言うたもので、今日も雨が降った。

朝方から曇り空であったが、ぽつぽつですむと思っていた雨が昼前後から激しくなってきた。

折から町内会の役員引継ぎで公民館に集まった。

役員と言っても一番下っ端の役だから黙って過ごして早々に帰ってきたのだが、本来ならこの時期に長野へ行ってジャガイモ植えをする時なので宿代の日曜割を逃し恨めしい気持ちばかりが先走った。

いつもなら、長野へ行ってから種芋を買うのだが、昨年北海道の気候不順から長野の種芋が少なかったそうで、行っても買えないという事態になってしまった。

急遽、有東木の友達に電話し、食べ残しの芋を手当てして種芋にすることにした。

人間、自分の頭の上の天気が日本中の天気と合致するような気でいるが、降雨量の少ない佐久地方はここ四五日降っていないようなので畑仕事に適しているようだ。

そのため、明日は義弟の病気見舞い方々畑に入るのだが、明日が我慢の限界で明後日は降るというので、、、、、。

 

 

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2022年4月22日 (金)

アースディ

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今日はアースディとのこと、人間の活動が地球の気候を変動させていることに注目する日だそうだ。

産業革命以降、人間が排出する二酸化炭素が原因で極端な降雨や高熱の夏など今まで経験したことがないという言葉が氾濫するようになった。

また、化石燃料からできたプラスチックごみが海洋を汚染し、海の生物にも多大な被蓋を与えるようになったといわれている。

かてて加えて、人間社会は生活向上の名のもと便利を求めすぎて地球に負荷を加え続けて、自然環境を壊し、国ごとに独裁者を出した結果、世界規模のもめ事を原爆なんかでしか解決できなくなったしまった。

 

多分遠からず、人類は自分で自分の首を絞め、極端な人口激減ならまだしも恐竜並みに絶滅の道に走る可能性が見えてきたような気がする。

 

「風の谷のナウシカ」が現実性を帯びてきた。それにしても、自分の世代はいい時を生きてきた。

 

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2022年4月21日 (木)

どんびき

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東海道の古刹、清見寺にあるつくばいに大きなどんびきがいた。

”どんびき”とは飛騨から越中など北陸方面で蛙のことを言う。

最近では人の集まりの中で白けたり気まずい雰囲気になる言葉を”ドン引き”と言ううらしいが、蛙をどんびきというのは大昔からのことである。

しかし、蛙もこんだけでっかいと、また別名があり”どさい”といい、子供のころ長棟川に魚釣りに行ったとき魚が釣れないと餌をつけたままの竿を藪の中に入れこのどさいを釣った。

で、どうするかという、絡みついた舌を切ってまた魚釣りの餌にする。という、今ではとても残酷なことをしたがこれが結構釣れたもので、、、、、何匹のどさいが犠牲になったことか。

 

アメリカが金利を上げてから、ゼロ金利を続ける円が安くなり1ドル130円になろうとしている。

原料を輸入して製品にし輸出する日本では今までは貿易収支が黒字になることで歓迎してきたことだが、今回は輸入品が高くなったので、生活用品の値上げで物価が上がり「困った困った」の声しか聞こえない。

円高だったころには、輸出するものが競争力を無くして貿易収支が少なくなり、これも「困った困った」の合唱であった。

円高は、輸入品が安く入ってきているので石油や小麦などの生活用品などが安くなっていいはずだが、それはなく、円安で高くなると一般消費者がすぐに影響を受ける。

円安になれば儲ける企業が出るし、円高になればまた設ける企業がでて、どちらに転んでも得をする企業があるのにどちらに転んでも一般国民は被害を受ける仕組みになぜ気づかせようとはしないのだろうか。

        

                騙されません勝つまでは、、、、、

 

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2022年4月20日 (水)

セットセット

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卯の花を かざしに関の 晴れ着かな   曽良

 

卯の花を咲かす木をウツギというが写真の花はヒメウツギで山吹と混載して咲く姿は春真っ盛りといった感じである。

おりしも今日は”穀雨”、春雨が降り百穀を生化すればなり。という季節である。

ウツギは漢字で空木と書き、木の幹や枝の中心部分がコルク状の白いものが詰まっている木を指し、その種類は多岐にわたる。

そのなかのヒメウツギの花だったろうか、芭蕉とその弟子曽良が卯の花をかんざし代わりに白河の関を超えていったと「奥の細道」に書いてある。

今日は300段余の階段を上り山の一番上の畑に甘夏取りに出かけた。

最近ではいく人も少なくなって、草ぼうぼうといった状態になっているが、そのまま落果させるのももったいないと行ってみたのだが、、、、、、、

20kgほどの甘夏をリュックと土のう袋に分けて降りてきたのだが、よそ眼にはリュックを背負い土のう袋を前に抱えて下る年寄りの姿がどう見えるのかと思ったらおかしくなった。

 

飛騨の民謡のはやしの一つに 

負んだこも抱いた子も 

    お前さんの子じゃないか 

 可愛がってやらんせ セェ~ット セットセット

 

 

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2022年4月19日 (火)

山吹

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安倍川筋ではいま山吹の花が真っ盛りに咲いている。

「実の(蓑)ひとつだになきぞかなし」の意味が分からず太田道灌が歌の道に入ったということわりの方が有名になった歌にもあるように、山吹の実はめったにないものである。

しかし、あちこちで群生し黄色く急斜面を染めているのは、根だけでは繁殖しきれないものがあり、やはり種を小鳥などを使っているとみる方が納得できる。

 

先日連れがベットから落ちて腰を痛めたので、今日は台の部分を取り去ってべニアで高さ三センチの台に切り替えることにした。

ところが幅1,5m長さ2,0mの枠にべニアを張って作ってみるとこれが意外に重く15~20㎏程になり、二階に持ち上げるには階段を一段づつ引っ張り上げなければあがらない。

納屋の上にあったべニア板を降ろすときもそうだったが、怪我をしたらとか腰を痛めたらということが頭をかすめへっぴり腰になったためか力が満足に出ない。

むかしは50kgの削岩機を担いで梯子を上ったり、75kgの鉄の塊、モンケンを持ち上げたものだが、からっきしだらしがなくなった。

取り様によっては82歳でこれができるのは大したもんだ。なのかもしれないが、、、、、

 

朝からかかりだし、昼寝休憩をはさんで3時過ぎに一応の結果を見た。

 

 

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2022年4月18日 (月)

アヤメ

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全国的にはあったかい春の日差しを受けているようだが、どうしたことは静岡を中心にここいら一帯だけ日差しがなく小雨が降り続いていて、今日で四日間日差しがゼロである。

先日までが暑かったせいもあるが日差しがないというだけで肌寒さを感じ、しまった石油ストーブを出そうかとも考えたがエアコンの暖房で我慢することにした。

ちょっとしたSDOgといったところか、、、、

人間の体感温度は低いが、自然界はそうでもないようで田んぼの周りにはアヤメの花が咲きだしていた。

いずれがアヤメかカキツバタというようになかなか区別がつきにくいが、西洋流にアイリスで一緒くたにしてしまうのもちょっと味気ない。

最低限の区別として、花びらの付け根に文目(綾目)があるのを目安としている。

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2022年4月16日 (土)

春の夜の夢

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午前中の雨も上がって薄日が差してきたが、静岡地方だけ天気が安定せずいつ振り出すかわからないという天気予報では、今日も散歩は近所を一回りであきらめた。

その道すがら白いキク科の植物、ヒメジョオン(姫女苑)が咲いていた。

よく似た花にハルジオンがあるが、自分の見た目ではヒメジョオンなのでこちらにきめた。

花言葉は”素朴で清楚”だというが、帰化植物の特徴で見た目とちがってなかなかのつわもので、アスファルト隙間などにも根付いているため、今では雑草扱いとなっている。

 

先の大戦では、日本軍が強大な権力を持ち、政府の言うことを聞かなかったことが開戦のきっかけとなったことを踏まえ、戦後の憲法では文民統制が明記され、一昨年あたりまでは防衛庁どまりであった。

しかし、ウクライナの戦争では軍部よりプーチンが暴走して侵略を開始してしまった。

民主主義国では、政府内で国際情勢など勘案して結論を出すのだが、独裁国家では一人の意志でたくさんの犠牲者が出てしまう。

そして、この戦争を止めるのは彼一人の気持ちだけにかかっているしかないという情けなさ、、、、

 

平家物語は、その出だしに

祇園精舎の鐘の声 諸行無常のひびきあり

沙羅双樹の花の色は 盛者必衰の理をあらわす 

奢れるものは久しからず ただ春の夜の夢のごとし 

猛き者もついにはほろびぬ 

          ひとえに風の前の塵のごとし

 

とあるが、プーチンにはこの意味が分かるかな? 分らんだろうな。

 

 

 

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2022年4月14日 (木)

君子欄

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庭の鉢に咲く君子欄。

昨夜来の小雨を受けて、花びらに小さな雨粒を付けているのをすがすがしく感じて一枚。

高貴な名前に蘭が付くが蘭の仲間ではなく彼岸花かだそうだ。

彼岸花の仲間といえば、花と葉っぱが相見ることが少ないが、この草の限っては年中葉っぱが青々と茂っている。

アフリカ原産とかで寒さには弱いというが、冬場は軒下に置いて霜よけをするだけでここ三十年ほど我が家で育っている。

手入れとしては、三年に一回程度掘り上げて、ダメになった根を取り除くだけで肥料もやっていないし、水もあまり上げないでいても文句なしで毎年花を咲かせ続けている、

 

おっと、こんな草なのに暑さというか太陽の直射日光にも弱いようで、放っておくと葉の先端が焼けてしまうお嬢さん育ちみたいなところもある。

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2022年4月12日 (火)

流れてはやし

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あさぼらけ 流れてはやし 花筏   オラケタル

 

”春眠暁を覚えず”というのは若い人の特権(?)であり、年寄りは朝が早く五時には目が覚めて裏の川を見に行き深呼吸二度三度が自分のルーティン。

夜っぴいて桜の花が散っているようで、昨日あたりから花びらが少しづつかたまって目の下を流れ去っていく。

 

今日も朝からウクライナ情勢で明けそして暮れていく。

インターネットでもひんぱんに刻々と情勢が流れていき双方のプロパガンダ合戦は戦場以外で闘われている。

そして、日本ではウクライナ側からの報道が圧倒的で、ロシア側からのものは偽情報見たいにとられ信用度は低く感じてしまう。

しかし、ロシアやモルドバ、中国などでは報道管制が極まっていることもあってか、ロシア側の報道の方が信用できるみたいでプーチンの人気が高止まりしているようだ。

プーチンもそうだろうが人間というものは、耳当たりの良い方に向いてしまうそうで、相対的な判断はなかなか下しにくいものだそうだ。

そういう意味からいっても、井の中の蛙的な自分には、、、、、、、

 

 

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2022年4月10日 (日)

春色一色

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暖ったかさを通りこして熱いくらいの一日になった。

麻機沼もすっか新鮮な黄緑色の衣装に着替えをして春色一色になった。

午前中は裏の畠に里芋を植えてきたが、二時間が精いっぱいで立ち眩みを起こしそうになったので、展望台に水筒を持っていき麻機沼をボーッと見わたした。

沼を吹き渡る風に身を任していると瞼が重くなる、、、、

ウクライナの人やミャンマーの人たちには申し訳ないが、すべてを無にして過ごせるありがたさ、、、、

 

 

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2022年4月 9日 (土)

智者山公園

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花の間から千頭の町を望む

 

”梅に鶯”ならぬ枝垂れ桜に隠れた鶯の声を聴きながら散策した。

本川根町の谷向かいにそびえる智者山の中腹に造られた智者山公園は、枝垂れ桜の名所となった。

智者山とはどんな意味から来ているのか、当て字なのかは聞いていないが、この山の上でむかし仕事をしたことがあるので知っていたがその当時はこんなに桜の木が植えてなかったように思う。

いずれにしても桜好きの日本人にはまた絶好の場所であり「来年は弁当を持って来ようね」という連れ合いの友達に「来年のことは言わないの」なんて憎まれ口を叩いて叱られた。

口は禍の元、、、、、

 

今日この場所に出かけた人から聞いた。

渋滞がふもとの町から始まりにっちもさっちもいかず帰ってきたとのこと、狭い山道多分すれ違いが出来ない車がその原因だろうと想像した。

 

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2022年4月 8日 (金)

甘茶でかっぽれ

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”天上天下唯我独尊”と言われたそうだが、今日は釈迦如来の誕生日だとか、、、

それを現した小さな仏像に甘茶をかけてお祝いするのだが、最後にしたのはいつのころだったか覚えがないほどご無沙汰していた。

考えれば不思議なことばかり、なぜ甘茶が供養になるのだろうか。

釈迦如来の誕生日だというのはどこに根拠があってのことだろうか。

 

そういえば、甘茶はアジサイの仲間から作られるのだが、、、、、、

奴さんという俗謡の中に”かっぽれかっぽれ 甘茶でかっぽれ”というがこれの意味も分からない。

分からないことだらけで疑問を持たず受け入れてきたことの不思議さ、、、、、

        さてと

 

 

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2022年4月 7日 (木)

レンゲソウ

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手の採るな やはり 野に置け 蓮華草

 

きれいな花だが、繁茂したつる性の植物であり摘んできて花瓶に入れるには難しいところから歌われたものである。

暮れからぽつぽつと咲いていたレンゲソウも三月、花の最盛期を過ぎ勢いが見られなくなってきた。

マメ科の食部に多い窒素分を補給するという名目で先年まで補助金が出ていた時の名残りの草だが、あの頃は田んぼ一面が紫色に染まるほど花が咲いていたもんだった。

気候も温ったかくなり、蜜蜂をはじめ小さな昆虫が集まっていた。

 

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2022年4月 6日 (水)

スミレの花咲くころ

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すみれの花 咲くころ、、、宝塚少女歌劇メインソングとしてよく知られていて、この曲に日本語訳をつけた白井鐵造さんは静岡県の旧春野町出身だそうであちらでは非常に有名な人だった。

この歌はもともとはドイツいやオーストリアの詩で、はじめはニワトコの花だったそうだが、フランスではリラの花になり、日本ではより一般的なスミレになったとかでいろいろな国で花の名を変え愛唱されてきた。

そのすみれの花も最近では種類が増え、同じ仲間のビオラやパンジーなども含むと花の色も多種多様になってしまった。

しかし古い人間の自分はスミレの色といえば濃い青紫しか思い浮かばない。

 

この頃の流行りはウクライナの戦争と言っては顰蹙を買うのだが、連日ワイドショーはこの放送に多大な時間を割きコロナの問題は片隅に追いやられてしまった。

そして、ウクライナのニュースでは首都近辺に進出していたロシア軍の一般市民に対する残虐行為に集中している。

戦争というものはいつもこういう状況を作り出している。

なので、戦争は反対しなければならないのだが、これによく似た話は鉱山に努めだした昭和30年のころによく聞いた。

当時は第二次世界大戦が終わって10年余、職場の先輩のほとんどは兵隊経験のある人々ばかりだったが、自慢げに語る人もあれば、逆に一切口にしない人の両極端であり、自分の父親は一切口にしない方だった。

そのなかで、ソ連抑留を経験した人から聞いたのは、ソ連兵が満州に攻め込んできて日本兵が降伏した時点で時計などを片っ端から取り上げ拒否すればすぐに鉄砲を向け殺人してまで取り上げたそうで、中には腕にかなりの数の時計を巻き付けている兵士もいたとのことであった。

そして、捕虜となった日本人にはかなりの暴行もあったそうだが、その兵士が宿舎で合唱すると、プロの合唱団みたいなハーモニーで歌ったそうで、それを聞いた人は「歌は人々の人柄を現し、慰めになる」という言葉を聞いて「そんなことあるもんか」と憤っていたのを思い出す。

そんなこともあって、ソ連経由の労働歌には背を向けていた。

 

 

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2022年4月 5日 (火)

清浄明潔

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今日は二十四節季ひとつ「清明」である。

解説には晴れ渡った空には清浄明潔の気が流れ百花咲き競う候だそうだ。

それかあらぬか昨日までの雨もよいの天候は高い山々に雪を降らせ、一転して青空の広がった今日、東の空には稜線をくっきりとあらわした真っ白な富士山が清浄明潔を絵に描いたように輝かせていた。

 

この四月一日で大きく変わったものの一つとして、18歳成人がある。

結婚に親の承諾は必要ない。キャッシュカードの作成など一人前の人として責任を含めて認められることになった。

世間では、18歳はまだ子供で世の中の悪い大人に利用されたり、詐欺にあったりするのではないかと心配する声が結構ある。

「むかしとは違う」というが、自分たちの世代では中学を卒業するとすでに大人世界に否応なしに入ったものだった。

自分の場合でも、中学卒業と同時に貯金通帳をつくり、17歳で鉱山会社に入った時点ですべて大人と一緒にあつかわれた。

そのため、20歳で一家の大黒柱として両親と妹と弟の二人と生活し、24歳で坑道掘進の親方に抜擢され一人前の坑内夫になっていた。

そのころ、大学へ行っていた子供の心配をする年上の同僚を見て「甘やかしすぎ!」と苦言を言ったものだった。

人はその環境に慣れ、手痛い経験をしながら成長するものであり、ぬるま湯育ちは歳を取ってからのしっぺ返しにはなかなか立ち直れないものだと思ってここまで来た。

 

    十八歳成人  いいじゃないか。

 

 

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2022年4月 3日 (日)

うつむいて

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昨日に続き今日も寒の戻りと見えて肌寒い一日となったのは終日降り続いた雨のせいもあるようだ。

もう今期の最後と思っていた灯油ストーブに火を入れぬくぬくと家籠り。

桜の花もこの寒さでは落花を少し遅らせたようだが、水滴の重みでみんなうつむき加減となる。

 

四月が新年度となるのは子供の学校が終わると同時に自分の身の回りから消えてしまっていたが、今年は違う。

目に見えては分からないようにしているが、食料品をはじめ石油と関連のある商品が一斉に値上げとなったようだし、ゼロ金利のおかげで円安ドル高が激しくなり一ドル百二十五円と急落してしまった。

輸出業者は喜んでいるのかもしれないが、輸入価格が高くなり輸入する生活用品に悪影響が出てて来ること必至。

一方で、トヨタ自動車などでは組合の要求に満額で答えたそうだが、そんな会社はほんの一握り、小さな会社や年金生活者は減額で一層の生活苦は続く。

そのむかし、#立て飢えたるものよ 今ぞ日は近し、、、という歌があった。

題名はインターナショナルという労働歌だったが、戦後のレッド・パージーのあとだっただけにほとんど禁止歌詞として扱われ、組合の役職者が火消しの回っていた。

起源はソ連の詩というよりフランス革命だそうだが三池闘争に至る流れの中で歌い継がれていて、自分も覚えたが、いまでは、リストラで路上生活に落ちぶれても組合は救ってくれないどころか率先して会社の方針を推進する機関になってしまった。

 

暗い四月のスタートを思わせる新年度。   この先どうなるやら、、、、、

 

 

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2022年4月 2日 (土)

いざやいざやと

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さくらさくら 弥生の空は 見わたすかぎり 

    かすみか雲か 匂いぞ出づる 

          いざやいざや見にゆかん

 

今日は旧暦三月二日、まさに桜満開の弥生である。

花冷えのするくもり空は、桜の花びらも吸い込んで混然一体と言わんばかりに境い目が定かでない。

イザヤイザヤと出かけてみたが、すぐに車に戻ってきてしまった。

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2022年4月 1日 (金)

エイプリルフール

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わずかな水たまりとばかり思っていたが、蛙が卵を産んでいったようでオタマジャクシがうようよといた。

日照りが続けば涸れてしまいオタマジャクシの運命もそれまでだが、、、、、

半ばばくち的な要素を以てここまで来た。

このうち何匹がまたここあたりで産卵するためにくるのだろうか。

 

きょう四月一日はエィプリルフールとかで嘘をついてもよい日だそうだが、ユーモァやウイットのセンスに欠ける自分にはなかなか言うことができない。

嘘といえば、戦争になると国を挙げてプロパガンダなる嘘をつき合う。

世界に対して、相手に対して、そして自国民に対して、、、、、、、、

「嘘は大きいほどバレにくい」とばかりありもしないことをあげつらう。

そこには、ウイットやユーモァのかけらもなく、憎しみだけを増幅させる。

 

 

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