セットセット
卯の花を かざしに関の 晴れ着かな 曽良
卯の花を咲かす木をウツギというが写真の花はヒメウツギで山吹と混載して咲く姿は春真っ盛りといった感じである。
おりしも今日は”穀雨”、春雨が降り百穀を生化すればなり。という季節である。
ウツギは漢字で空木と書き、木の幹や枝の中心部分がコルク状の白いものが詰まっている木を指し、その種類は多岐にわたる。
そのなかのヒメウツギの花だったろうか、芭蕉とその弟子曽良が卯の花をかんざし代わりに白河の関を超えていったと「奥の細道」に書いてある。
今日は300段余の階段を上り山の一番上の畑に甘夏取りに出かけた。
最近ではいく人も少なくなって、草ぼうぼうといった状態になっているが、そのまま落果させるのももったいないと行ってみたのだが、、、、、、、
20kgほどの甘夏をリュックと土のう袋に分けて降りてきたのだが、よそ眼にはリュックを背負い土のう袋を前に抱えて下る年寄りの姿がどう見えるのかと思ったらおかしくなった。
飛騨の民謡のはやしの一つに
負んだこも抱いた子も
お前さんの子じゃないか
可愛がってやらんせ セェ~ット セットセット
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