うつむいて
昨日に続き今日も寒の戻りと見えて肌寒い一日となったのは終日降り続いた雨のせいもあるようだ。
もう今期の最後と思っていた灯油ストーブに火を入れぬくぬくと家籠り。
桜の花もこの寒さでは落花を少し遅らせたようだが、水滴の重みでみんなうつむき加減となる。
四月が新年度となるのは子供の学校が終わると同時に自分の身の回りから消えてしまっていたが、今年は違う。
目に見えては分からないようにしているが、食料品をはじめ石油と関連のある商品が一斉に値上げとなったようだし、ゼロ金利のおかげで円安ドル高が激しくなり一ドル百二十五円と急落してしまった。
輸出業者は喜んでいるのかもしれないが、輸入価格が高くなり輸入する生活用品に悪影響が出てて来ること必至。
一方で、トヨタ自動車などでは組合の要求に満額で答えたそうだが、そんな会社はほんの一握り、小さな会社や年金生活者は減額で一層の生活苦は続く。
そのむかし、#立て飢えたるものよ 今ぞ日は近し、、、という歌があった。
題名はインターナショナルという労働歌だったが、戦後のレッド・パージーのあとだっただけにほとんど禁止歌詞として扱われ、組合の役職者が火消しの回っていた。
起源はソ連の詩というよりフランス革命だそうだが三池闘争に至る流れの中で歌い継がれていて、自分も覚えたが、いまでは、リストラで路上生活に落ちぶれても組合は救ってくれないどころか率先して会社の方針を推進する機関になってしまった。
暗い四月のスタートを思わせる新年度。 この先どうなるやら、、、、、
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