走れコータローもどき
今日競馬のテレビ中継で面白いものを見せてもらった。
天皇賞の出走直後、シルバーソニックという馬が騎手を振り落とし(?)たあと、一生懸命に最後まで走り二着となったと柵を乗り越えて横倒しに倒れこんだ。
今まで騎手が落馬した後の馬はこんなに一生懸命走ったのは見たことがなく、最後に横倒しになるなどなんだか人間臭い感じすら持ってしまった。と同時に、むかし流行った歌の”走れコータロウ”さながらのような光景で、これが一着になれば歌そのもだったのに、、、なんて思った。
幸い騎手も馬も無事だったそうで、これで「この馬の名前は永遠です!」と笑って言えそう。
今日五月一日はメーデー。ここしばらく晴天続きだったが昼少し前から雨模様になった。
テレビでは静岡の集会を催している光景を映していたが、年々寂しさを感じる集会だったようだ。
これはなにもコロナばかりの影響でなく、労働組合の力がなくなってしまったことを現していることにほかならない。
労働組合は、本来労働者の要求をくみ取る機関のはずだが近年は幹部への昇進の登竜門みたいなことになってしまっていて、リストラなどの場合は率先して会社の先き馬となる。
こうなると政治もそうだが、組合員も労働運動に無力感が生じ大多数が「かかわりあいたくない」という気持ちになっていく。
戦後制度のほころびは、国連にまで及びロシア、中国、アメリカなど常任理事国の横暴や世界的に右翼の台頭はその価値を貶めている。
もしかして、第三次大戦が起きて、新しく国際的制度の変更が迫られているのだろうか。
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