プーチンの演説
水辺の花しょうぶが涼し気に咲いていた。
午後からは雨になるという予報通りにの天気になったが、この花を見る頃は少しの農作業で汗をかき、下着を取り換えるほどの陽気だったので心休まる風景であった。
プーチンが午後四時から演説をするというのでテレビはみんなその放送に切り替わっていた。
これほど彼の演説が注目されたのは、初めてのことだったに違いない。
良いことでの注目ならなおよかったのだが、、、、、、、、、
戦争というものは残酷なものである。
縁もゆかりもない人々が殺し合いをする。
焼けただれた戦車が放置されている画像を見ると、乗員兵士が何人か一瞬で悲鳴を上げる間もなく死んでいく。
マリウポリ製鉄所で民間人とともにこもっている画像や、ロシア兵が地下の穴に手投げ弾を放り込む画像を見ると、沖縄戦で同じようなことが起きていたのを思い出した。
そんな状況を作り出したプーチンをはじめアメリカ、旧日本軍幹部など戦争指導者と言われる連中は、小さな地面を取ったとられたというばかりで、そこで死んでいく人間のことは屁とも思っていない。
殺された人々にはその後ろにそれぞれの歴史、家族があることを少しも気にしていない。
「一人を殺せば殺人者だが百人殺せば英雄」という言葉を聞いたことがあるが、、、、、、
人間の本性とはなになんだろう。
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