ハレルヤ
カタバミの花がお茶の木の隙間で咲いていた。
自分の畑に咲いているときは憎しみを交えて引っこ抜いているが、繁殖力が強くて抜いても抜いても生えてきてしばらくすると島状に畑を占領するにっくき雑草である。
しかし、小暗い藪の中で見る花はなんだかかわいらしく見えるから不思議である。
カタバミ、小さいころは”酢っぱ草”で通っていた。
葉っぱとその下の茎を抜いて口で噛むと泡い酢っぱみがあるところからついた名前だということも知っていた。
虎杖も大木になった今頃はカタバミやつつじの花びらが食べごろであったが、よく似た花で蓮華つつじは苦くて食べられなかった。
このようにして、子供のころはなんでも口にして味わったおかげで、孫が小さいころ「じいじはなんでも食べるんだね」と驚きの目で見られたが、尊敬してだったか馬鹿にしてだかわからず、、、、
この花の名前をスペイン語でハレルヤ(aleluya)と知ったのはペルーで仕事しているときだった。
山でどの花を指さしてもフロール(花)としか言われなかったが、さすがにリマではハレルヤだとペンションの主は教えてくれたが、これを聞いたときはまた花の名前をごまかしたと思ってしまった。
しかし、この名前がごまかしでなかったのを知ったのは帰国してからの話し、、、、、、
ハレルヤ 花が散っても
ハレルヤ 風のせいじゃない
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